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小学校低学年の秋休みは11/2から 

news.mnより(2011.10.31)

小学校低学年の秋休みは11月2日から始まる。
授業内容や生徒の年齢を考慮し、去年から始まった秋休みにより、小学校1,2年生の授業内容は比較的軽減されることになった。
そのため、生徒の年齢や授業内容に関連して、1,2年生は14日間の秋休みをとる。
一方、他の学年の生徒は11月10日から17日までの7日間の秋休みとなる。

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オユトルゴイ契約にこれ以上の変更は加えない 

News.mnより(2011.10.27)

昨日の記事
BBCテレビ "Hard Talk"のTs.エルベクドルジ大統領へのインタビュー
の続き

出展:オルス・トゥリン・トイム新聞

-以前あなたのおっしゃった「民主化を進めることは私達の問題だ」という言葉は非常に有名です。若い記者だった頃、あなたはM.ゴルバチョフ大統領の辞任について記事を書いた際、「私達は民主化のためにこの戦いを続けるべきだ」と述べていましたが?

-モンゴルで私達は民主化のための活動、公正な法律、表現や信条の自由の権利を国民のものにするために戦った。しかし、私達は外国との関係においては、政府の安定的な政策に従うことが肝要である。私達はこれを恐れない。

-あなたは今年初めに「ワシントン・ポスト」紙のインタビューでR.レーガン大統領について述べていました。モンゴルが1党独裁体制の頃、レーガン大統領がソ連を「悪の帝国」と呼んでいたのを聞いたあなたは、この言葉に触発されて民主活動を始めたと?

-私は遊牧民家庭に生まれた。モンゴル国民は遊牧民の伝統を受け継ぐ自立した人々だ。共産主義体制から民主社会へ移行する時も、私達は1滴の血も流さずに、平和裏に民主革命を成し遂げた。私達は政治・経済の刷新を、アジア各国の流血の轍を踏まずに成し遂げた。

-私は民主化の功績について質問しているのではありません。中国ロシアにいるモンゴル民族が、モンゴルに憧れていることについて、どのようにお考えかをお聞きしたかったのです。

-私達は彼らの意思を尊重している。ずっとそうし続けてきた。しかし、彼らがモンゴルに憧れていることは支持するけれども、この問題を政策として話すことはできない。

-その理由は、あなたたちはロシア中国が何か対抗措置を取ることを恐れて慎重になっているのですね?

-違う。私達は恐れてはいない。私達は各国の政策を尊重している。

-あなたは先ほど「鉱山資源を世界各国の市場に輸出し、多くの国と関係を持つことを希望している」と述べられました。それなのに、金の埋蔵量では世界上位の鉱山に関する契約を、外国人投資家との間で契約したにもかかわらず、後になってなぜ合意を撤回し、契約を変更したのですか?

-それはオユトルゴイのことを質問しているのか?

-もちろんです。

-オユトルゴイの契約はずっと前に契約されていた。それから2年が過ぎている。私達は契約を尊重している。しかし、モンゴルは開かれた国だ。私達は国民の利益、国民の要望をいつも優先している。そのため、外国人投資家や地域の住民と会って、彼らの要望を実現すべきだ。

-モンゴル政府はオユトルゴイの契約をずっと以前に契約したことは皆が知っています。しかし、今頃になってこれに異を唱え始めました。リオ・ティントを代表とする大企業らがこれに反対し、「もしこのようなことが今後も続くなら、モンゴルでのビジネス、投資環境への外国人投資家の信頼は低下する」と警告しましたが?

-現在、世界はより開かれたものになっている。人々はどのようなニュースでも簡単に見つけられるようになった。モンゴルにいる一部の人は、オユトルゴイの契約を完全に履行することはできなくなったと述べた。

-あなたはこのことを認めますか?

-もちろんだ。私は彼らの述べた言葉を認めている。しかし、オユトルゴイの契約の完全な履行が不可能になったとしても、これは共産主義体制を終わらせた後、初めて結んだビジネスの大きな契約だったという意味で良い経験になった。

-それでは、あなたはこの契約に加えられた今回の修正以降は、変更しないと保証できますか?

-もちろんだ。保証する。

-タワントルゴイの戦略パートナーとして中国、アメリカ、ロシア、モンゴルの合同コンソーシアムを選んでいましたが、後になってモンゴル側がこの立場を覆し、日本、韓国の企業を含めることになりました。あなた方は投資家を恐れてこのようなリスクを取ったのですか?

-私はこの件について、別の面から説明しよう。最初の決定について政府レベルで話し合いを始めていた。次に、この案をモンゴル国家安全保障委員会に提出した。もしここで承認されれば、国会で審議され承認されていた。しかしモンゴル国家安全保障委員会は、この契約の内容が国益を第一にしていないと判断し、再度政府で審議することを提案した。

-しかし、最も重要なのは、この契約を審議するのにあまりにも時間を掛けすぎていることです。モンゴルは非常に多くの資源を持つ国です。しかしこのような環境に、外国人投資家は戸惑い始めたのではないでしょうか?

-私たちは皆さんの意見に耳を傾け、それを反映するよう努めている。民主主義国の国会はこれら全てを当てはめて、長い時間を掛けて作った契約を結ぶのが正しい。ここから出た結論は、差し戻されることがない。

-鉱山分野を発展させることが、モンゴルの自然環境や人々の生活に悪影響を与えています。モンゴル国民の半分は鉱山資源の採掘を支持していますが、残りの半分は支持していないという調査結果があります。あなたはこのことについてご存知ですよね?

-ああ、知っている。

-そうすると、鉱山契約を結ぶのに時間が掛かっている1つの理由はこれですか?

-全てのことを極端に受け止める必要はないが、鉱山分野に変化のときが来ていることを認める必要がある。投資家企業は、より情報を公開し、その地域の住民と協力して鉱山の土壌回復事業を進めるべきだ。

-しかし、オユトルゴイの契約が結ばれて以降、一部に変更が加えられましたよね?

-もちろん、私はたちは最初に結ばれた契約を尊重している。しかし、時間の経過の中で、多くのことを新たに学んでいる。モンゴル人は昔、非常に大きな帝国を築いた。その後、共産主義体制になり、70年「眠って」いた。そして民主化が起こり、モンゴルに人々から熱い視線が注がれるようになった。大きな投資案件、超大国の国益など。このような環境の中で、彼らのバランスを取り、正しい政策を進めていくのはかなり難しい仕事だ。

-かなりではなく、非常に難しい仕事ですよね?

-そうだ。しかし、これも逆に大きなチャンスに変えることができた。私たちは何か決定を出す際には、国民の意見を真っ先に聞く。世論を差し置いて、どこかの大国の政策を優先することはない。モンゴルに投資を希望する外国人投資家は、モンゴル国民や伝統を尊重する必要がある。

-しかし、この全てに違反し、自然環境を破壊しているために、契約の作業に時間が掛かっているのですよね?

-完全にそうだとは言い切れない。私たちは環境を破壊することよりも、問題の解決を目指し、可能性を探している。こうすれば、より良い契約を結ぶことができる。

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モンゴルは中国の依存国家にならないよう警戒している 

News.mnより(2011.10.27)

出展:オルス・トゥリン・トイム新聞

モンゴルのTs.エルベクドルジ大統領の英国BBCとの今月25日のインタビューを翻訳してお届けする
(訳注:BBCのインタビュー番組"Hard Talk"の英語からモンゴル語に翻訳したのは出展元です)

-モンゴルは手付かずの巨大な資源を持つ最後の国だと言われています。世界経済が後退する中で、モンゴルのGDP(国内総生産)は年10%成長しています。このような時期にモンゴルの大統領でいられるのはおそらく誇らしいことでしょう。しかし一方で経済の急速な拡大は心配になりませんか?

-モンゴルは自由で開かれた国だ。また資源の埋蔵量で世界トップ10に入る国だ。経済が急速に拡大している中国と国境を接する。しかしこれら多くの利点をどのように正しく、適切に利用するかについて、少なからず問題が出てくる。豊かさを一部の人間だけのポケットに入れることなく、国民にどのように分配するか等々。このために賢い政策を掲げることが必要になるのだ。

-賢い政策には汚職防止も含まれるのですか?

-そうだ。

-他にも多くの問題がありますよね?今、モンゴルはどちらの方向に向かっているのですか?

-幸いなことに、私達には多くの国の経験から学ぶことができる。地下資源に恵まれた国が、どのように豊かになったか、どのように崩壊して行ったかなどを観察すると、ひとつの傾向が見つかる。
私の考えでは、最も開かれた国が豊かになれる。例えば、オーストラリア、カナダなどだ。私はモンゴルが開かれた国であると評価している。私達はいつでも、陰に隠れたりはしない。モンゴルの国民はいつも政府を監視している。国民は全てのことを注意深く観察している。だから私達は正しい方向に進んでいると、私自身は信じている。

-あなたは民主化、公正な法律および汚職防止について話されました。しかし、経済的にはモンゴルはどのように正しい流れに乗りますか?モンゴル経済が急速に拡大するにつれて、トゥグルクの為替レートも急激に高くなります。モンゴルの中央銀行は2013年までトゥグルクのレートは安定していると発表しました。これら全てをどのように調整しますか?

-これら全てを調整するために、私達は鉱山分野からの収入を、何よりもまず、国民の能力の向上や保健衛生、教育分野、インフラの整備に使う必要がある。モンゴルのインフラはそれほど整備されていないことをあなたも知っているだろう。鉱山分野を発展させるためにもインフラの整備は欠かせない。そのため、道路や鉄道を建設し、発電所を建てるべきだ。非常に大きな投資事業が待っている。これら全ての経済バランスを取ることができると考えている。ソビエトがいた時代には、モンゴルは精製していない原料を輸出していた。しかし今は、私達は資源をモンゴル国内で精製して輸出することを目指し始めている。そのため、この分野にも投資が必要なのだ。

-最近モンゴルでは石炭分野がかなり発展しています。このことが外国からの投資を多く呼び込んでいます。当然、大きな市場を持つ2つの隣国の影響もあるでしょう。特に中国の石炭市場の需要は非常に大きい。モンゴルはこの機会をどのように生かしていますか?

-私達はロシア中国の2つの隣国との貿易均衡を目指してきた。もちろん私達には明確な政策がある。モンゴルのように2つの超大国に挟まれた国は他に無い。それゆえ、私達は第3の隣国政策を掲げている。第3の隣国からの投資が増えることは、ロシア中国にとっても良いことだ。投資が増えれば増えるほど、チャンスは増えるという意味だ。

-モンゴルは中国への依存度がかなり高くなってしまっています。今から2年前、中国はエネルギー消費でアメリカを抜きました。これにより、石炭の輸入も必要になりました。そのため、もしモンゴルが望むなら、中国への輸出を増やす目的で、鉄道の問題を解決することもできました。しかし、なぜそうしなかったのですか?

-私達は南の隣国との友好関係を希望している。中国市場で大きな立場を占めることも希望している。現在、中国国内では鉄道の軌道幅は1種類だけだ。しかし、モンゴルでは2~3種類の軌道幅になる必要が出てきた。ロシア鉄道との関係を失わないことにも努力した。

-しかし、ロシアと同じ軌道幅の鉄道を建設するコストは中国のと比べると3倍高いのですよ。この点について世界銀行の調査結果が出ていました。ということは、モンゴルは中国市場への過度の依存に対して慎重になっているということですか?

-モンゴルはロシア、中国どちらに向けても鉄道を建設する必要がある。地下資源を中国市場だけ、またはロシア市場だけに依存することは望まない。日本、韓国など多くの国の需要がますます高まっているこの時期には、資源を世界中に供給することを希望している。

-モンゴルは中国に完全に依存することを警戒していますか?それとも、ただ単に資源を世界中に供給することを希望しているのでしょうか?

-私達は資源を多くの国に供給することを希望している。それに、1国だけに依存する状態も望んでいない。このことは、中国側も理解していると思う。

-しかし、ロシアと同じ軌道幅の鉄道を建設するために非常に多くの投資が必要になります。モンゴルは中国に依存しないために、高過ぎる出費をしているのでは?

-私達は隣国を選んで生まれてきたのではない。ロシア、中国という2つの超大国に挟まれても、私達には他に選択肢はもとより無い。しかし、彼らの間のバランスを取るために、時にはそのような出費が必要になることもある。ロシア、中国の政府の代表らと、モンゴルの政府担当者が交渉し、一部の料金について軽減を要望している。このことは、国連を代表とする国際機関も支持している。

-先日モンゴル人に「モンゴルはどの国と最もよいパートナーになれるか?」というアンケートを行った調査の結果によると、中国はロシア、アメリカ、日本、韓国など多くの国の後に挙げられていました。一般の国民が中国の依存国家になってしまうことを非常に恐れていることは、政府の政策に影響し、他の国に目を向けるようになったのですか?

-民主国家として、モンゴル政府は世論や市民の意見をいつも聞き入れる。そして、中国側も、モンゴル国民の選択を尊重している。

-そうなのですか?

-そうだ。彼らは以前このことを話していた。

-あなたが大統領になる前、2002年にモンゴル側からダライ・ラマを祖国に招待しました。しかし、ダライ・ラマが中国国境から入国することを許可しませんでした。これは当時のモンゴル国民の希望を尊重した結果といえるでしょうか?

-これは少し事情が違う。

-それではもう少し質問を明確にしましょう。中国は13億人の人口ですが、モンゴルには280万人しかいません。このようなときに2国間で行われている条約、合意が公正でいられるでしょうか?

-もちろん私達は中国側を尊重している。モンゴルと中国の関係には何も問題は無い。

-今のところは何も問題が出ていないとしましょう。しかし、ウランバートルの戦略研究所の顧問であるD.ムンフオチル氏は、中国との関係を次のように結論付けました。「モンゴル人は、言語、文化的に中国とは全く異なっていた。そのため、経済的に中国に過度に依存することに対する恐れが政府の決定に影響している」と。あなたはこれをどのように見ていますか?

-私達は研究者、専門家の意見をいつも注意深く聞いている。しかし、モンゴルは中国、ロシア2国と友好関係を保ち続けてきたことを述べておきたい。これについては、なにも大きな問題はない。

-中国は歴史上、モンゴルを支配下に置き、植民地化していました。今でもモンゴル民族のかなりの部分が中国の領内にいます。それが内モンゴル人です。あなたはこれについてどのようにお考えですか?

-中国とモンゴルの間に、民族紛争は起こらない。中国の指導者は少数民族の文化交流をいつも支援してきた。

-私は民族紛争について質問しているのではありません。今年、ウランバートルのある中学校の25名の中国人教師が強盗に襲撃されました。これこそ民族間の争いを抑え切れていないという1つの証拠ではありませんか?

-良い人、悪い人はどこにでもいるものだ。私達は自国民およびモンゴルに働きに来ている外国人に対し、モンゴル国の法律に従うよう警告し続けてきた。

-あなたはロシアをモンゴルのもう1つの重要なパートナー国家と明言されました。しかし今日非常に多くの人が、ロシアの政府、政治は民主的ではないと結論付けています。なのにモンゴルはなぜ北の隣国を信頼できるパートナーだと考えているのですか?

-中国、ロシアの政府首脳にどのような人が着き、どのようなシステムで国を運営するかは、彼ら自身の問題だ。

-本当にそうおっしゃるのですか?

-そうだ。

(続きは明日)

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日本が草の根支援で外傷病院にリサイクル・ベッドを寄贈 

news.mnより(2011.10.25)

日本の国際交流支援協会が、日本の病院で使われていたベッド171床、診察台10床、マットレス50枚を修理し、モンゴル国立外傷病院に寄贈した。

これらの修理および輸送の費用は草の根・人間の安全保障無償資金協力プロジェクトが負担している。

プロジェクトの実施契約には、在モンゴル日本国特命全権大使の清水武則氏と、同病院長のS.オトゴンゲレル氏が署名した。

外傷病院に入院している、身体の不自由な患者に対し、これまでは身体に合わない、目的外のベッドで治療をしていたが、多機能の医療用ベッドが贈られた事で、病院の医療サービスの質が改善されると両者は期待している。

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欲望経済 

news.mnより(2011.10.25)

モンゴルは自由経済ではなく「寡占経済」になっている。

ウランバートルで肉1kgの価格が7000トゥグルクになり、年金生活者を苦しめている昨今、フブスグル県選出の国会議員は遊牧民に肉の価格を1000トゥグルク/kgにしてほしいとお願いしていた。

ウランバートル市民と遊牧民の間で対立が深まる主要な原因を作ったのは、遊牧民ではなく、仲買人・卸業者であることを議員たちは明らかにした。
小売業者、卸業者は国内の商品価格を7倍に吊り上げていたのだ。
例えば、イタリアで90セント(約68円)のチーズが、モンゴルでは6,000トゥグルク(約350円)で売られていたとしても、大したことではないだろう。

残念なのは、3年経っても卸売業者は依然として市民に高く売りつけ続けていることだ。
秋の収穫が盛んなこの時期に、ジャガイモ1kgの価格が250トゥグルクに値下がりしていたのはたった2年前のことだ。
なのに今年は500トゥグルク以下に下がらない。
モンゴルの賃金は2倍に増えていないし、野菜の収穫は2倍に増えているのに、なぜこうなのだろう。
理由のひとつは、私達がモンゴルの農地で採れた中国品種のジャガイモを食べているからだろうか。

石炭の消費が増える時期が来ている。
しかし消費者に届くまでに3回卸売業者を経由して、価格は鉱山での卸価格から300%上乗せされているのだ。

商品の価格をこのように3-4倍、5-6倍、さらには10倍に値上げしていることを挙げるには、時間も紙面も足りない。
モンゴルで最も多くの税金を払っている企業の上位をサービス業が占めている状態は、今のところ改善されていない。
しかし、GDPの伸びに貢献した分野の中で、卸売り・小売業が上位を占めそうになっているこの状態は健全と言えるだろうか?

市場経済が本当の意味で発展した国では、小売価格は卸価格と比べて平均15%高い。
しかし、畜産国家のモンゴルで、最も供給が多く、安く買えるはずの肉ですら、7倍に価格を吊り上げている。
銀行の貸出金利が高いことよりも、流通業者の強欲の方が、より大きく影響している。

こんな話がある。
イギリスのトマス・モアの著作「ユートピア」の世界をこの世に実現しようとしたレーニンに、資本主義世界の人が「あなたが作ろうとしている国はどんな国ですか?」と質問した。
するとレーニンは、「そこでは物が全ての人に行き渡るほどに豊かだ。しかし、人々は自分が使う分だけを取る。」と答えた。
資本主義世界の人が「人は好きなだけ取ることを望むでしょう。人々が欲望によって多く取り始めたらどうなるでしょう?」と聞くと、「そのために、人々は良心を持つ必要がある。欲望を無くすべきだ。」と答えたという話だ。

欲望を無くすことはできないので、社会主義の建設がそもそも無理ということは、最初から明らかだ。
レーニンもこのことを知っていたが、人民の貧しい状況を利用して、政治的権力を持つ欲望を抑え切れなかったに違いない。
偉大な指導者でも、モンゴルの小売業者と同じく欲望に勝てなかったということだ。

つまり、人の欲望を無くすことはできない。
しかし、L.グンダライ議員の述べた言葉をここで紹介したい。
彼は「欲ばりになってもいい。しかし、ケチになっていはいけない。」と言った。
卸売業者、小売業者をこのように好き勝手にさせているのは、率直に言えば、政治家たちの過ちだ。
農牧業製品・原料の取引市場を設立しようとしていることは喜ばしいことだが、これは、多くの問題の中の1つの解決に過ぎない。多くの問題を同時に解決すべきだ。

卸売り・小売の分野の業務に政治が直接介入することはなくても、行き過ぎを防ぐべきだ。
最も身近な例を挙げれば、ロシアはこのようにしている。
ロシアでは最近、アルコール分を含む食料品を個人の間で取引することを禁止した。
しかし、モンゴルではそのような法律すらない。
今年の夏、ディーゼル燃料が不足して価格が高騰した時に、やっと「小売に関する法律」を審議した程度だ。
商品をできるだけ中間業者を介さずに、消費者に届けることを目的として、法律は整備されることになった。

B.ボロル記者
出展:「モンゴリン・メデー」新聞

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