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春期国会において審議される法案 

news.mnより(2015.03.27)
(前略)
春期国会において審議される法案

1. 2014年度のモンゴル経済、社会開発に関する基本方針の遂行状況
2. 2016年度のモンゴル経済・社会開発に関する基本方針の承認について国会決議案
3. 2016年度の予算枠通知、2017-2018年度の予算概要に関する法案
4. 2014年度の予算執行の承認に関する国会決議案、2014年度の内閣財務諸表
5. 「人口開発に対する包括的政策の承認」に関する国会決議案
6. 家族法の改正案
7. 「科学・技術政策の改正」国会決議案
8. 社会保険法の改正法案
9. モンゴル国長期開発政策の承認」に関する国会決議案
10. 開発政策、計画に関する法案
11. 「産業分野に対する政策の承認」に関する国会決議案
12. 工業化支援法案
13. 商業法案
14. 会計監査法の改正案
15. 会計法の改正案
16. 動産及び無形資産の担保法案
17. 将来遺産基金法案
18. 首都住民税法案
19. 資産税法案及び関連法案
20. 「森林政策の承認」に関する国会決議案
21. 法案作成、上程、法律の施行に関する規則及び関連法案
22. 公聴会法及び関連法案
23. 監査法及び関連法案
24. 出版報道自由法の改正案
25. モンゴル国人権委員会法の改正案
26. 刑法の改正案
27. 法律違反法案
28. 公務員法の改正案
29. モンゴル国選挙総合法案
30. 政党及び政党資金に関する法案
31. 火災予防法の改正案及び関連法案
32. カジノ法案
33. モンゴル国会法の改正案、モンゴル国会秩序法の改正法案
34. その他

G.ダリ記者
原文はこちら

訳:セレンゲ

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ADB発表の2015年経済見通し 

news.mnより(2015.03.25)

アジア開発銀行(ADB)が毎年報告する「2015年アジア経済見通し」を発表した。

同銀行のエコノミストらは、モンゴルの経済成長率は年3%に
低下するとの報告を昨日発表した。

これより悪いニュースはないだろう。
年17.3%の成長率を達成していた経済が、
ここまで落下するとはと残念がる人が多数いる。

これは国内に対して不安なニュースとなるだけでなく、
国外でもモンゴルのランクがダウンしたことを告げた。

この情報が伝達される範囲はアジア開発銀行の67か加盟国に限らない。
全世界が同銀行の様子を慎重に観察している。

資本をどこに投資すれば有益か、どこから引き戻したほうが良いかを
考慮している投資家は耳が早い。
しかし、アジア経済見通しではモンゴルの経済が絶頂期の
6分の1、前年比2.6分の1に低下すると発表された。

ADBは発表前に
「これは単なる予測だ。必ず実現するというわけではない。
その国の政治家の正しい政策、賢明な対策に全てがかかっている」
という前置きで説明した。

だが、この悪いニュースを好転させるその賢明な解決策を
モンゴルの政府が持っているという保証はない。
ここ数年の賢明というよりせっかちで浅はかな決定を振り返ってみると、
信頼度は低い。

経済成長率が3%まで低下するという2015年に、
一番影響を受ける分野は建設及びサービス分野だと言う。
経済危機の影響は、まず銀行と金融機関が受けることをADBが強調した。

昨年だけで、商業銀行の不良債権残高は前年比48%増加した。
しかし、商業銀行の不良債権比率は3.1%という情報に騙されて現在に至った。
不良債権のあとには多額の期限超過債権が積み上がっているのは、
将来、不良債権が下がらないことを表している。

一方、今年農業分野は回復する可能性が高いそうだ。
前年の経済成長率の1.5%を農業分野が占めていたという結果が出され、
今年はこの数字が上がる可能性があるらしい。

ADBのロバート常駐代表は
「5,000万頭の家畜を持っていることと、2つの大市場に囲まれていることから
考えてみると、モンゴルの農業分野において巨大なポテンシャルが隠れて
いることは明らかだ。ただし、このポテンシャルを生かせるかどうかは
正しい政策次第だ」
と言ったが、同銀行のベゼメール主席エコノミストは
「予測されている経済成長の前提となる主な分野は紛れもなく農業分野である。
だが、それと同時に鉱業分野の影響も大きい」
と見ている。

鉱業分野においては前年の成長率を維持できるとアジア開発銀行が予測している。
2014年に7.8%の経済成長率の内、4.1%は鉱業分野が独占していた。
だが、今年はモンゴルが輸出している鉱物価格は世界市場において
それほど上がらないと警告した。

モンゴルの対外債務残高の現在価格によるGDP比は54.7%になった。
これは、40%の制限をすでに越えているということだ。
2010年に29.3%だった同指票は4年間で2倍に増えた。
帳簿価格では77.4%になっていることをADBのアマル経済学者が述べている。

外貨準備高が2012年には401億ドルに相当していたが、去年は106億ドルまで低下している。
これは輸入決済の2.9ヶ月分ということだ。

このように一々書いていると悪い情報は多数ある。
政府の金融政策にきっちり従っているモンゴル銀行は、
今年経済成長が3%までは低下しないと説明している。
経済が悪化しても5.5%以下にはならない、平均的には6%になると予測している。

記者:ツェーネ

原文はこちら

訳:セレンゲ

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ウランバートル市商工会議所を設立 

news.mnより(2015.03.20)

ウランバートル市商工会議所の設立会議を
本日トーシンホテルにて開催し、
定款の承認と会頭の選任を行った。

ウランバートル市において事業をおこなっている
大手企業の代表者60人が出席した。
会頭には、MCSグループのオド会長が選任され、
理事会は15人の経営者で構成された。

ウランバートル市商工会議所の設立によって
首都の開発を支援し、経営者の権利を保護し、
首都の政策作成の段階で声を届けると経営者らは見ている。

世界各国の大都市にはこのような付属の商工会議所が
運営されているため、それにならって同会議所を設立した。

記者:D.ツェーネ
原文はこちら

訳:セレンゲ



MCSグループのオド会長とは、創業者のオドジャルガル総裁の実兄だそうです。

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ハーン銀行加藤頭取のインタビュー2 

(ハーン銀行加藤頭取のインタビュー1の続き)

- モンゴル国民はハーン銀行に対して大きな期待を抱いています。
顧客を増やすことに関してはどういう計画を立てていますか?


- 全国で一番多くの支店を持つ当行のほとんどの顧客は、
中小企業経営者および現在増え続けている大手企業が占める。
私たちの目的は顧客の信頼を失わず、彼らの要求に応じた
サービスを提供することだ。
銀行はどんな経済状況においても乗り越える能力と透明性
持つことは重要だ。
今のところ、モンゴルの銀行はどこも証券取引所に上場していない。
もし取引所に上場すれば、銀行及び企業にとって国際資本市場の
透明性要件を満たす義務がある。
モンゴルの各銀行は中央銀行の透明性要件と指示に従っている。
これは、必要最低条件である。
各銀行のホームページ上の情報を見れば、彼らがどれぐらい
透明性を目指しているのかがわかる。
その結果、彼らは投資家、顧客、預金者の信頼を受ける。
銀行は透明性の基本要件を満たすだけではなく、それ以上を
目指すべきだと思う。

- モンゴルの経済力をどう見ていますか。国際投資家
銀行家らの期待を超えることができますか?


- モンゴルは多大な資源物を持ち比較的人口が少ない。
基本的に国民は高い教育を受け、まじめに仕事をする。
モンゴルの未来はまぶしく光っている。
また非常に面白いチャンスの扉を世界に開いている。
だが、地下資源だけを開発するのではなく、経済多様化に関しても
注意を払う必要がある。
これを包括的な成長、すなわち全ての人が恩恵を受けられる成長という。
政策決定者はこれに留意するべきだと思う。
正しく動けば鉱山開発が促進する。
それによって入ってくる資金を他の経済分野の発展に使用すればいいと思う。

- 経済を多様化するには銀行が一つの原動力になれますか?

- あらゆる国の銀行業界は資金を調達して他の分野に融資し、
発展へ導いていく義務を負う。
我々には直接投資が必要なので海外から資金を調達している。
しかし、将来はモンゴルが融資を受けるのではなく、資金を出す国に
なることは不可能ではない。
そのような水準に達するために、多くの金融サービスを導入する必要がある。
たとえば、石油産出国の投資基金の管理などのサービスを導入するなどだ。
他の資本市場に投資するには、金融機関による細かいサービスが求められるので、
導入には時間がかかるだろう。
夢を持つのはいいが、モンゴルは今、重要な目的に集中して、一心不乱に進むべきだ。

- では、銀行として優先するべきことは何でしょうか?

- 流動性と融資管理を適切に行なうことと、顧客向けのサービスを改善し
彼らの要求に応じたサービスを提供すること。
これを実際に実行することは簡単ではない。
だが、業務改善のために一所懸命努力することで我々は前へ進むことができる。

- ハーン銀行の理念は何でしょうか?

- ハーン銀行はモンゴルの銀行。
当行の株主はモンゴル人と外国人が持っている。
当行の事業はモンゴル国法の範囲内において行われており、
モンゴルの各地にいる顧客に対して金融サービスを提供している。
我々の理念は、モンゴル経済の安定的な成長にこれからも貢献し、
顧客の期待に応えて信頼度を維持すること。
また、優れた経験を導入することで今の業務をより改善することを心がけている。

- 頭取に就任されて以後の経済改革についてお話していただきたいですが?

- 就任から3年が経った。私は2009年に始めてモンゴルに来た。
当時は、ハーン銀行の顧問として任命されていた。
そして2011年から銀行の頭取に就任した。
この期間のモンゴルの発展と成功を本当に嬉しく思っている。
生活水準が大幅に上昇しただけでなく、民間部門の方も以前より発展した。
確かに未解決の問題はまだ多いが、近年の急速な経済成長は
多くの良い変化をもたらしてきた。
しかし、前に述べた通り、健全で安定的な成長を進めるためには
急ぎ実行すべきことが多くある。

- 銀行業界に対してどんなアドバイスをしますか?

- 銀行業界だけではなく、金融機関も成長、業績目標を
長期間継続するために経営能力を向上させ、サービス改善のために
まじめに努力するべきだ。
短期的な機会による成長は長続きすることがない。
正しい方針、正しい規則、正しい実践こそが長期的で安定的な成長の鍵だと思う。

記者:B.ウーリーントヤ
原文はこちら

訳者:セレンゲ


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ハーン銀行加藤頭取のインタビュー1 

ひと月ほど前の記事になりますが、紹介します。
(プージェー)



Mongolian Economy誌(2015.02.26)より

ハーン銀行の加藤紀彦頭取:モンゴルは重要な目的に集中して速やかに判断していくべきだと思う。

モンゴルの大手銀行の一つであるハーン銀行の加藤紀彦頭取は
モンゴルに2009年から赴任している。
加藤氏は、東京三菱UFJ銀行バーレーン支店の支店長、
中東担当部の部長の職を務めてきた銀行分野に関して
豊富な経験を持つ一人である。

- ハーン銀行は、国内外の顧客に多くの新しいサービスを提供しています。
Moody’s格付け機関は御行の信用格付けを下げなかったと聞きました。
これについてお話いただけますか?


- 国際投資家格付け機関はモンゴルの景気が悪化していると見ている。
最近、ムーディーズがモンゴルの一部の銀行の信用格付けが下げられたが、
当行は格付けを維持できた唯一の商業銀行である。その理由は、
当行のビジネス領域が多様性に富むだけでなく、ビジネス領域の多くが
安定的な個人及び中小企業で構成されることと関係があると思う。
我々の事業に対する国際格付け機関の結果に影響した重要な要因は、
当行の透明性、会社の良好な統治を継続的に強化してきたためだと思う。
不景気で、マクロ経済が悪化している現在、私たちはもっと注意深く
マクロ経済の問題を解決するため速やかに行動するべきだ。
現在の状況の中で、各銀行はリスクを下げて正しく経営していくために
努力していると確信している。

- 御行はカストディアンサービスを導入する準備をしていますね。
これについて詳しく話していただけますか?


- カストディアンサービスは大きなチャンスだと思っていい。
だから、モンゴルはこのサービスを導入するべきだと思う。
カストディアンのサービスを提供することによって、政府の債権、
モンゴルの大企業の株などを通して外国から投資を呼び込む好機ができる。
こういうサービスを提供することは経済にいい影響を与える。
しかし、カストディアンサービスは信頼できるシステム、高度なプログラムの他、
非常に緻密な事業体制が求められる。
カストディアンサービスの提供は銀行によりふさわしいが
これには、巨額の投資と大きな努力が必要だ。
こういうビジネスは、利益が出るまで何年間もかかるが、
中・長期のビジネスチャンスが出てくると思う。
今現在、2行の商業銀行がカストディアン営業の許可を持っている。
ハーン銀行もその許可を取得しようとしている。
我々は外国人投資家及び世界中に知れられている
カストディアン銀行と接触している。
彼らはモンゴルへの投資に興味を抱く多くの投資家と協力している。
世界的に有名なカストディアンが投資家に対して良いサービスを
提供するためには、当国の副カストディアンと高い水準で協力する。
モンゴルの銀行にとって成果を上げる、信頼できる管理を
適切な水準に保ち、さらに世界的なカストディアンの要件を
満たすため相当の努力が必要である。

- それでは、モンゴルのカストディアンサービスの未来像はどうですか。
あなたは全商業銀行がこのサービスを導入するべきと考えますか?


- サブ・カストディアンサービスを提供するかどうかは、その銀行の
方針によるが、このビジネスは事業の高い能力の他、システムに
巨額の投資が必要になる。
登録、配当金の配分、納税、正確な報告など多くのことを
自動化しなければならない。
ミスは許されない。これらがカストディアンサービスの基本要件だ。
だから、この分野において生き残る銀行は多くはないと思う。
それに、その国の市場、経済の規模がカストディアンサービスを
制限してしまう場合もある。
一方、投資家を安心させるため、市場においていくつかの
サブ・カストディアンが存在するべきだ。
1つだけのカストディアンに頼るのは危険だ。

- 投資家はこの機会をどう見て、どう受けとめているのでしょうか?

- モンゴルに興味を持つ投資家は多くいる。
残念ながら、モンゴルの現在の市場状況は以前と比べて悪化した。
それでも、いくつかの外国から大きな投資がすでに行われている。
モンゴルでは、中・長期にはより良い機会が訪れる。
世界的に大きなカストディアン銀行はモンゴルの金融市場の
成長プロセスに興味を持っており、同ビジネスに関連する全ての情報を
調べ、モンゴルへの投資環境がどう改善するだろうかと注視している。
国際投資家に対して信頼できるサービスを提供するため、
世界のカストディアン銀行を慎重に観察している。
なぜなら、大手機関投資家はカストディアンサービスが
導入されていない国には投資を基本的に行わない。
しかし、小規模あるいは独立系の投資家はブローカーを
通じて証券取引所、国債に投資を行う。

- あなたはモンゴルの銀行業界の現在の水準と将来の発展を
どのように想像していますか?


- 銀行に関してよくある問題は、資産価値及び流動性である。
最近2年間、融資に過度に重心を置いた政策を取った結果、
昨年の7月に政策金利が引き上げられた。
モンゴルの政府及び中央銀行はそれらの融資計画を徐々に
停止する政策を取っているが、狭い範囲で融資し続けている。
政権がインフレ激化を予防するため通貨供給を減らすのは当然だ。
以前と比べて市場においてトゥグルグ不足が生じ、経済成長の
足を引っ張っている。
さらに、国民が銀行から借入できなくなる、あるいは資金調達コストが
上がってしまう。
ハーン銀行は顧客の需要に応えるために、流動性を維持することを
常に心がけている。
流動性と資産価値はモンゴルの各銀行にとってしばしば直面する問題だ。
2008年、2009年は、GDP成長率がマイナスに転じ、当時の銀行の
不良債権比率は現在より比較的高かった。
今は、皆がその時の経験から学び、資産価値を適切に管理するよう
注意を払っている。

(ハーン銀行加藤頭取のインタビュー2へ続く)
原文はこちら

訳者:セレンゲ


カストディアンとは、
「投資家に代わって有価証券の保管・管理を行う金融機関のこと」だそうです。
詳しくは、こちらからどうぞ。(http://www.ifinance.ne.jp/glossary/finance/fin157.html)
(プージェー藤井)

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