スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

モンゴルの子供たちの命を救う日本の医師たち 

Unuudur新聞より(2010.10.12)

日本の小児外科医たちが医療奉仕モンゴルを訪れ、P.N.シャスティン氏の名前を冠したモンゴル国立第3総合病院で、心臓血管系に異常のある子供たちの動脈の不全な所を縫合する手術をしている。モンゴル子供たちの命を救う同医療奉仕団は、麻酔医などの専門医が計11名いる。彼らは今月8日から13日に、生後5ヶ月の赤ちゃんから13歳までの子供30名に血管縫合手術をする。日本では5,000米ドルかかる同手術を、彼らはモンゴル子供たちに無料提供している。同手術をする前に健康診断の特別チームがモンゴルに来て、地方及びウランバートル市の子供たちを診断するという。心臓血管系に異常があると診断された子供たちをそれぞれ登録する。その後外科医チームが、その子供たちに国立第3総合病院で手術をし、命を助けるとのこと。彼らはこの善行を10年間継続させており、この間計330人以上の子供に手術をし、命を救ったという。モンゴル医師たちは大人向けに同じ手術をしてはいるが、子供向けの手術は出来ないという。先天的な血管不全を人工血管で補完する。人工血管は劣化しない材料でできている。心臓血管系の異常のある子供は、鋭い症状を出さないが、泣く時に引きつけたり、顔が青ざめたりする。最悪の影響は成長が遅くなり、発育不全になることだ。さらに、子供の体力が低下していれば、死にいたるという危険な病気である。
血管造影室に入ると、片隅に日本から持参した医療器具などが置かれてあった。同手術に必要な器具はこの病院にあるが、モンゴルでは入手困難な繊細な器具は持参したそうだ。少ししたら血管造影室に手術を受ける子供が入って来た。ウランバートルのバガノール区からきた1歳2ヶ月の女の子だった。彼女の母親B.ウルジーサイハンさんにインタビューをした。
-お子さんの病気についていつ分かりましたか。
-区立病院で診察を受けた時に心臓に雑音があるということで、母子健康センターへ行くように言われました。それで、母子健康センターの診断で分かりました。
-何か自覚症状はありますか。
-特にありません。ただ、5ヶ月から6ヶ月のときから成長が遅くなってきました。当時8.5キロでしたが、それ以来あまり増えなかったんです。見てわかるように娘の体が随分小さいんです。昨日から食事はしていません。先生が午後8時から何も食べさせないように指示しましたので。
あの子が麻酔に行く際、手術室から日本医師団長、「心臓保護プロジェクト」非政府組織のチーフの羽田のりゆき医師が出てきた。
-医療奉仕先としてモンゴルを選んだ理由は何でしょうか。モンゴルの子供たちに心臓血管系の異常のある子供が多いですか。
-10年前にモンゴルから高度専門留学生が私の大学に入学したのです。その留学生がモンゴルにこういう病気の子供が多い、彼らを助ける方法があるかと聞きました。それで、私が医療奉仕に参加する医師たちを募集し、ウランバートルに来ました。私自身が先頭で手術を行ないます。モンゴルの人口に比べて、先天性の心臓血管系の異常が多いと見られます。しかし、詳細な統計は取っていません。
-モンゴルの子供たちにそういう異常が多いのは、何が原因でしょうか。
-気候や地理的位置が影響していると思います。日本が海国であるのに対してモンゴルは海抜よりかなり高地にあるということで非常に激しく乾燥した気候です。私の観察どおりモンゴルの子供たちには特異体質が多いです。
-たった5ヶ月の赤ちゃんにも手術をするんですね。あの子たちが手術に耐えられるのですか。-この病気には軽い症状と重い症状があります。なるべく早く手術しないと死に至ります。日本では、この病気が診断された場合、迅速な治療をします。最初は日本の医療者たちも経験がなかったので、子供がより大きくなるのを待つしかありませんでした。それで、死亡してしまうことが頻繁にありました。
-モンゴルの医師たちがその手術を自分たちでもできるようになるまで訓練を行なうことが可能でしょうか。
-我々が目指しているのはそれです。モンゴルの医師たちも手術に参加することで研修しています。私たちのプロジェクトはいつか終了しますので、その前に自分たちで出来るようになれば何よりです。この2、3年でモンゴルの医師たちを訓練し、技術の高い外科医を沢山育成したいと思います。彼らは母国で訓練したほうがいいと思います。
-モンゴルの子供たちの命を救って下さっている皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
どうもありがとうございました。


関連記事

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://mongolnews.blog133.fc2.com/tb.php/101-ec72fef3

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。