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モンゴルは石炭を精製加工すべき 

news.mnより(2011.05.19)

世界で石炭が高値になった。特にエネルギー消費大国である中国では、石炭の使用量が毎年のように増加している。この中国の大きな市場へ石炭を供給することで、大きな利益を得る機会がモンゴルに訪れている。
また大震災により、いくつもの原発の運転を停止した日本も、石炭を買い取ると発表した。
世界経済に起こっているこの機会を逃さないために、モンゴルは急ぐ必要がある。遅れればそれまでだ。

世界の石炭資源は14.3兆トン。モンゴル石炭埋蔵量は1620億トン。この内確定された埋蔵量は150億トン。
世界の石炭埋蔵量で、アメリカ、ロシア、中国がトップで、モンゴルは10位以内に入る。これはモンゴルにとって大きな備蓄だ。この備蓄をどれ位のお金にするかは、モンゴル人にとって直接関係する問題だ。石炭を高値で売れるかどうかはモンゴル政府の政策にかかっている。

世界市場では、コークス石炭が198-225米ドル、半コークス石炭が167米ドル、火力の弱い混合石炭が99-103米ドル、蒸気エネルギー用石炭が76-149米ドル、小さく砕けた石炭が105米ドル、中サイズの精製した石炭が160米ドル、小サイズの精製石炭が151米ドル、(中略)、柔らかい石炭102米ドル、長炎石炭が82米ドルである。

世界の研究者らによると、2030年までのコークス石炭の世界最大の輸出国はオーストラリア、カナダやアメリカだそうだ。モンゴルが世界のエネルギー部門の新たな参加者として頭角を現している現在、石炭をどう高値で売るかが大きな問題になっている。

モンゴル人のドルジが中国のワン氏にカシミアを高く売るためには、余分なものが混ざっていないかに気を付ける。まさにこれと同じく、モンゴルは石炭を世界市場で高く売るために、精製加工する必要がある。
石炭を掘ってトラックで運び、生のまま中国に90米ドルで売るか、それとも精製して付加価値高い製品にして輸出するか、それとも液体燃料を製造し、国内消費に使うのか。
再び先日のような燃料不足にならないとは言えないから、石炭をどう利用するかは経済の重要な戦略課題になっている。

モンゴルの学者らによると、石炭から液体燃料を製造できる以外にも、300種類の副産物を製造可能という。それゆえ、学者からは石炭を生のまま安く輸出している現在の政策に批判が寄せられている。

モンゴルは去年2500万トンの石炭を採掘し、内700万トンを国内で消費した。残りの1800万トンを中国に輸出したとの数字がある。2010年には石炭輸出で8億7760万米ドル、銅からは7億7060万米ドルの利益を得た。これは、石炭の輸出利益が銅のそれより1700万米ドル多いことを示している。

モンゴルの政府の見込みでは、2011年には石炭輸出を増加させ3000万トンにする予定だ。しかし、これは生石炭だけの輸出量である。
そこで我々は、まずは石炭を精製し、コークスにすること、言い換えれば最初は石炭加工をし、その次の段階として、石炭から液体燃料を製造し、石炭化学工業を発展させることが、モンゴルの第一の目的であるべきだ。
そうでなければ、いくら需要があるとは言え、(他人の汚れたシャツのように)価値のない生の石炭を高く買う者はいないだろう。
原文はこちら

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コメント

輸出国トップはオーストラリア、インドネシア、ロシア、輸入国トップは日本、中国、韓国、インド、台湾。
モンゴルの資源は中国へ安く輸出するのではなく、厳しく監視し、世界の正当な値段で輸出すべきだね。やれるかな。

ほんとにそのとおり

そうするためにおいらは日々働いてます。
石炭のみならず、特に、鉄鉱石も、そうあるべき。

コメントありがとうございます。

ラムさん、munkhjuramさん

コメントありがとうございます。
モンゴルでも石炭精製が始まりましたね。
http://mongolnews.blog133.fc2.com/blog-entry-271.html
中国のように近距離の市場へは、精製コストより輸送コストのほうが安いので、目先の利益で生石炭を中国に輸出しているようですが、このままでは中国の言い値で売ることになるため、中国以外の市場へ売ることが中国依存からの脱却と、国際市場価格で売るためには必須になりますね。
お二人のコメントの通りです。
石炭に限らず、そのためには精製工場の建設と、鉄道インフラの整備が欠かせませんね。

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