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石油ショックでモンゴル経済が停滞 

news.mnより(2011.5.30)

専門用語で言うと、モンゴルは石油ショックとなっている。
資源部門でも、経済も、主導者らも今ショック状態になっている。
このショック状態から助け出せる人は、ロシアのプーチン首相ただ一人である。

地下資源を販売し、経済を発展させる大きな計画、甘い夢を見ているモンゴル人の希望は、このままでは絵に描いた餅となるかもしれない。
その訳は、今の状態を見ると、モンゴルにオユートルゴイ、タワントルゴイがあっても、燃料がないと何もできないことがわかったからだ。
石炭採掘を3,000万トンにする壮大な計画も、資源輸出を増加させ、国際市場に販売する大きな目標も、穀物や野菜の国内消費を国内企業で自給する「アタル3」活動の成果も、低・中所得者のための「10万世帯マンション」計画も、残念ながら全てがロシアの決断、ロシアの影響力に直接関係することになっている。

モンゴル経済の脆弱性

ロシアのプーチン首相が、燃料輸出を無期限停止すると発表した。その日は4月27日だった。
彼はこの禁止措置は、旧ソ連の国々やモンゴルには一切関係ないと述べたが、5月1日からモンゴルでは燃料不足になり、一ヶ月も続いている。
モンゴルは燃料を100%ロシアに依存している。それゆえ、ロシアが出している燃料に関係するあらゆる決断が、モンゴル経済に直接影響を与えるのは、当然のことだ。
ロシア側が望む事態を、モンゴルで起こすことができる。
だから以前は起こらなかった今回の燃料不足は、タワントルゴイのための嫌がらせだと疑う人も大勢いる。
モンゴルから5月に8万4千トンのディーゼル燃料を買う注文をしたところ、ロシアは3万4千トンを供給する約束をしたが、実際にはたった1万トンしか供給していない。

モンゴルの一ヶ月のディーゼル燃料使用量は3万~3万2千トン。その内50%が鉱山部門で使われる。
そのため、資源エネルギー副大臣を代表とする交渉団がモスクワに行き、ロシアの国有のロスネフチ社から3万トン、THK社からは1万3千トンを購入する契約をしたと発表があったが、ガソリンスタンドでは燃料を売っていないままである。

モンゴルの経済の基本となっている鉱山、農業、道路工事、建設部門の仕事が本格的に始まるこの期間に、ディーゼル燃料不足になっていることが、インフレを増加させ、経済基盤に悪影響をもたらす傾向にある。
言い換えれば、ディーゼル燃料の不足が、モンゴル経済の息の根を止める可能性もある。

モンゴル銀行(中央銀行)から、4月のインフレ率は一番適切な水準である5.5%になったのだが、5月は急増する可能性があると警告した。インフレ率が上がる主な理由の1つは、石油ショックであるとモンゴル銀行は述べている。経済の最も適切な状態を保っていけば、モンゴルは年末には大きなケーキを味わうだろうと中央銀行の専門家らが予測していたのだ。残念なことに、いつになったらこの燃料不足が解消し、モンゴルが石油ショックから出られるかを知ってる役者は、現在のところモンゴルにはいない。

ディーゼル燃料転売が増加した

モンゴルで起こってる状態について、モスクワが「モンゴルの輸入業者らとした契約通りに燃料を供給した。
なぜこのような燃料不足になっているか、我々は知らない」と発表した。
燃料不足にはならない、値上げしないと発言していた資源エネルギー省、石油庁の関係者らは、燃料不足の事実に直面し、言葉を失った。
一ヶ月も続いた燃料不足の影響で、道路工事は中断し、公共交通機関はチケット代を500トゥグルクにすると発表した。6月2日、すなわち母と子どもの日の翌日から、バス代が500トゥグルクに値上げされる。
石油庁の発表によると、来月は3万4千トンの燃料を供給するとロシア側が約束したそうだ。

とにかく来月はディーゼル燃料不足にはならないだろうと思う。と関係者らが言い、一方、「ディーゼル燃料は売らない」と張り紙を張ったガソリンスタンドでは消費者らが列をなし、一部のガソリンスタンドは、これを機会に1リットルを3,000トゥグルクで販売している。
7月と8月には、燃料使用量がさらに増加するので、燃料不足にはなって欲しくないものだ。

ディーゼル燃料を探し回るウランバートルの消費者らは、田舎に行き、1リットルあたり2,000トゥグルクで多めに買っているそうだ。
ガソリンスタンドがディーゼル燃料の販売を停止し、ディーゼル燃料の転売が増加していることは、輸入業者らが金儲けをする一つの方法である可能性も否定できない。
いずれにしても、バス代が500トゥグルクになったら、パンや小麦や米も値上げになり、国民の生活が更に厳しくなるのは確実だ。そのため、鉱山から得た資金でマンションを建て、国を発展させるというモンゴル人の希望は、実現されないかもしれない。

原文はこちら

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