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子供を保育所に入れるために徹夜で並んだ 

news.mnより(2011.08.25)

新学期が近づき、市民は「いつから入学・入所登録が始まるのか?登録をしたいのだが」と口々に言っている。大学の入学受付はすでに始まっている。大学は指定の期間内に登録を済ませれば良いが、保育所はそうはいかない。昨日ウランバートルのあちこちで保育所の入所登録が始まった。

おととい、夜20時を過ぎた頃、記者の携帯に知り合いから電話がかかってきた。
「うちの隣の保育所の前に、人々が入所登録をするために徹夜で並ぶようだ。また、10ホローロルでも保育所の前で徹夜するらしい」とのこと。このようにして、おととい23時頃ウランバートルチンゲルテイ区の第19保育所に行ってみた。

保育所の門は閉まっていたが、子供を入所させるために父母らが、塀の隙間から入ったのか、塀を乗り越えたのか、保育所の中に入っていた。保育所のドアの前には10人以上の人がいた。ある人は疲れたのか、ベンチの上に横になっていた。そこに、ある老婆が孫に夕食を食べさせているのが見られた。

最近では韓国の労働ビザを得るための韓国語のテストの受付のために、人々が毛布や敷物を持参して徹夜で並んだ。また、去年の秋には新しくなった住民登録カードの申請について問い合わせるべく、主な目的は「人間開発基金」の給付金をもらおうとして市民が何日も住民登録センターの前に徹夜した。そして、今回は2歳の子供を保育所に入れたい父母が保育所の前で徹夜した。とにかく、生活上の問題を何とかしようとする市民は、徹夜で並ぶしか方法がない事態が常態化している。

保育所のドアの前で並んでいる人に話を聞くと、「本当に悲しくなってくるよ。保育所の数が足りないせいで、こうして徹夜で並ぶしか他に仕方がない。今年はチンゲルテイ区の第3ホローの保育所の年少組に30人を受け付けると言った。一部の人々は、『先生が15名の児童を登録して入所させる。先着(番号)順に15名を受け付ける』と言っていた。しかし、昼に保育所の園長は『先生が児童をその場で入所させるようなことは全く無い。先着30名を登録する。徹夜で並ぶ必要は無い。明日朝来なさい』と言った。うちのホローでは保育所の年少組に入る2歳の子供が120人ほどいる。ここにいる人々のほとんどは夕方16-17時ごろには来ていた。」と言った。

さらに、同保育所の守衛をしているU.バドラハは、「園長は『人々を保育所から退去させろ。徹夜する必要は無い。朝くればいい。』と言ったが、人々は出て行かないのだからどうしようもない。私はこの保育所で働いて4年目になる。この時期になると、毎年このような事態になる。ウランバートルの他の保育所でも同じだよ」と言った。

その翌日である昨日の朝、チンゲルテイ区の第19保育所に再度行ってみた。朝10時の時点で受付はすでに始まっており、ドアの前には40人以上の人が並んでいた。例の徹夜で並んだ人々は一番最初に登録することができたそうだ。一方、後ろに並んでいる人は、登録が済んだ人に「寄付(という名の賄賂)はあるのか?以前は登録する際にいくら寄付できるか質問されていた。どうやってこんな状態で登録できるのか」と言っていた。
同保育所では、去年新たに保育所に入る2歳の児童20人を登録し、入所させたが、今年はこの数を30人にするという。

保育所を後にし、チンゲルテイ区の第3ホローの担当者に会って話を聞いた。
それによると、チンゲルテイ区の第3ホローの住民の中で、保育所に入所する年齢の子供は141名いるとのこと。ここ数年、同ホローの区域内に新しいアパートが建てられ、人口が、中でも若い世帯、子供の数がかなり増えたとのこと。
そのうえ、保育所に子供を預けたい人の数が増えている要因として、給食費を政府が負担していることがある。
チンゲルテイ区第19保育所には、第2ホローの児童も一定数受け入れなければならないとのこと。その理由として、同区の中で、保育所が全く無いホローの内のひとつが第2ホローなのだ。(第3)ホローの上層部はウランバートル市役所および関連機関に対し、毎年このような事態が起きていることを報告し、保育所の拡張、新設を要望しているそうだ。しかし、「いまのところそのような可能性は無い。あなたのホローは他のホローに比べればまだましだ。保育所があるのだから」という回答をもらい続けて数年が過ぎた。
一方、上からの支援が得られない保育所の指導部も、自分たちの能力に応じて受け入れ児童数を増やしているのが上記の現状だ。

とにかく、ウランバートル市内で運営されている全保育所の中から1つを取材すると、状況はこのようであった。しかし、ウランバートル市内の保育所のほとんどで、このように人々が徹夜で並んだ。
また、本紙には「ナライハ区の第151保育所の前で父母が徹夜で並んだ。保育所の職員が、登録に来た父母から8万トゥグルクの寄付を取っている」という情報が来た。

T.ウランゲレル記者:「Uls Toriin Toim」新聞

原文はこちら

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