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原子力発電所は巨額の利益をもたらす 

Daily news 2010.07.14付
(国会議員P.アルタンゲレルとのインタビューより)

-ドルノト県にはウランの埋蔵量が多いと聞く。なぜこの鉱山の利用を開始しないのか?
-ドルノト県の人はウランについて最も多くの情報を持っている。そこには社会主義時代に利用していた大きな鉱山がある。ドルノト、ゴルバンボラク、マルダインという3つの鉱山がある。社会主義時代には国の費用で鉱脈探査を行い、これらの鉱山の埋蔵量を推定した。なぜ利用しないのかといえば、小さな論争があるからだ。昔の設備、技術で探査をしたという問題から、現代の国際基準を満たす方法でもう一度調査する必要があった。その為、再度鉱脈調査の免許を与えたそうだ。これが論争の元になっている。

-ドルノトの人たちは早く利用を開始して、地元にもいくらかの収入が得られることを望んでいるのではないか?
-現在中断の状態にあるのは残念だ。社会主義時代マルダイン鉱山を利用していた時、ドルノトの人たちはもとより、モンゴル人には何も与えられなかった。直接ソビエトへ運んでいた。しかし今は当事者お互いに利益を得るかたちで利用することができる。

-鉱山を利用するために何をする必要があるか?
-法律を改正する必要がある。現在の法律はドルノトの人に有利だ。ドルノトの人が鉱山利用料を受け取ることになっている。その料金の10%を郡が、20%を県が受け取るという条項が「原子力エネルギーに関する法律」にある。国民に残されるのはその部分だ。新しい法律では基本的に外国の投資家を締め出す形になってしまった。鉱脈調査の費用をモンゴル側が出せばモンゴル政府が51%、外国投資家が出せば34%をモンゴル政府が所有するという指示が入ってしまっている。このせいで、また論争が起こっている。(この法律により一旦廃止して再発行するという)権益を再発行しないという問題もある。

-どのような修正が必要なのか?
-例えば、「原子力エネルギーに関する法律」では、原子力エネルギー庁に権益の発行、査察など権利を集中させた。原子力エネルギー庁で所有関係と、査察関係を担当することにして全て囲い込んでいる。しかし、原子力エネルギー、とりわけウランに関しては監査体制が最も重要とされている。

-国際的にはどのようなスタンダードがあるのか?
-国際原子力委員会から出されたガイドラインがある。それによると、ウランの監査は第三者だけが行わなければならない。しかし、わが国の原子力エネルギーに関する法律では1か所に全ての権利を与えてしまっている。それから、国際社会の慣例では、資源の探査権、採掘権は、資源管理担当庁がまとめて担当している。それに対して、わが国では2種類の地籍地図ができている。これは国際スタンダードからずれてしまっている。

-2種類の地籍地図とはどういう意味か?
-例えば原子力エネルギー庁がウランの探鉱権益を与えたとしよう。ところが、ウランの探査をしていると他の資源が見つかる場合がある。また、他の資源を探査しているときにウランが見つかった場合どうする?この場合、誰が権益を発行する?

-法案の審議の際に、この問題について議論していなかったのか?
-もともと、原子力エネルギーおよび放射能の監視についての法律というものが別に入ってきた。しかし、法案成立の段階で1つにまとまってしまった。

-放射能の管理とは何か?
-放射性物質の管理という意味だ。ウランだけが放射性物質ではない。他に多くの物質がある。

-現在の法律ではウラン以外の放射性物質を管理できているのか?
-できている。しかし管理するシステムが間違っている。放射能に関する法律を別に出して、放射性物質の安全を管理する必要がある。

-原子力エネルギーに関する法律を分割するという意味か?
-そうだ。3つの部分に分ける必要がある。資源に関係する部分は資源庁に渡す。管理に関係する部分は放射能に関する法律に渡す。そして原子力エネルギーに関する法律を、国際社会の慣例に適合させて残す。

-私たちは今日、ウランを安全に利用することができるか?
-ウランについて話すとき、チェルノブイリ原子力発電所の爆発事故が頭に思い浮かぶのは事実だ。しかし、今日では技術が非常に発展した。原子力エネルギーの安全性は非常に高い水準で、信頼できる保護装置を備えている。石炭の発電所よりも危険は少なく、環境にやさしくなった。ウランは主にエネルギー源として使用している。冷戦時代には、核兵器として使用したこともあった。今はエネルギーを生み出す、広大な宇宙を調査する、燃料として使用している。

(中略)

-モンゴルが世界の市場にウランを販売する上で、何かの制限はあるか?
-国際原子力委員会はわが国の法律を見て基本的には問題ないと言ったそうだ。ウランにはロシアから強い関心が入ってきている。また、中国、フランス、日本、インド、カナダも興味を示している。ウラン使用に関する国際的基準がある。1つの国と独占利用、発掘関係を結んではいけない。チェック機能がなくなるからだ。2つ以上の国と共同で利用するのが正しいと言われている。販売には特段制限はない。諸大国ではエネルギー不足が起こりつつある。特に中国はエネルギーの輸入が大きく増えている。今後は石炭ではなく、ウランの使用量が増加することは間違いない。

-2つの隣国とだけ取引をするのか?
-2つの隣国だけではない。第3国を呼び込む必要がある。日本、フランスを参加させても良い。我々は2つの隣国に多くのことを依存している。そこに第3国が参加すれば今の状態をせめて50%にすることができる。特に日本。この国は資源が少ない。我々と共同で利用するすべての条件が揃っている。日本は原子力で最も高い技術を持ち、安全性を実現している国である。

-原子力発電所を建設するか?
-建設しようとしている。私の考えでは、2つの隣国のエネルギー使用量が増加しているため、原子力発電所は非常に大きな利益をもたらす。

-資金や技術面で可能なのか?
-日本が提供してくれると言っている。

-どれぐらい資金が必要なのか?
-発電所の規模による。例えば、中型タンクを一度充填するだけで30年間1つの県(アイマグ)の電力をまかなえる。

-わが国のウランの埋蔵量は?
-確認されているのは66,000トン。見込みとしては150万トンになると推定されている。

-なぜウランが石炭より重要なのか?
-1キログラムのウランからは石炭2万トン分のエネルギーを取り出すことができる。環境に影響を与えない、最も費用の少ないエネルギーをウランで生み出している。

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Цөмийн энергийн газар:原子力エネルギー庁
Кадастрын зураг: 地籍地図
Ёмкость:燃料タンク

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