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ゴビアルタイ県が水不足状態に 

News.mnより(2012.04.28)

もともと水の少ないゴビ地方の各県に、地下資源が最も多くあることは、人々の注目を集める問題の1つである。

その中でも、水はチャンドマニ・エルデネ(仏教で最も大切とされる宝=仏・法・僧)ほどに大切と言われ、金よりも貴重であるが、ここ数年ますます水不足になっている。
ウムヌゴビ県では水資源枯渇してしまう危険に瀕しており、これよりもひどい状況にゴビアルタイ県が直面している。

同県のアルタイ郡では金鉱山が多数採掘を行っているせいで5年前から湧き水が枯れ、現在郡内にはわずかに数箇所の井戸が使われているだけで、1世帯の1週間の水の使用量は25Lにまで減った。アルタイ郡の住民は、水浴びすらもできない状態が長く続いており、水資源枯渇をいち早く感知した郡の1つに挙げられている。

一時期、テレビで水不足が報じられていたアラブやインドのような状態が、このようにアルタイ郡でも始まり、ゴビアルタイ県の13郡が現在、水不足の状態にあることを国立水資源センターが報告した。

アルタイ郡、バヤン・オール郡、トンヒル郡、ビゲル郡など、ゴビアルタイ県でも地下資源が豊富にある鉱床をもつ各郡の住民は、水が不足しているだけでなく、水質も飲み水に適さない状態で何年も経過している。
6つの郡では飲料水に含まれる塩素、マグネシウムの量が通常の何倍も多く、これを濾過する技術が全く無い。

また、県中心部の各世帯が使用している水に含まれるカルシウム、マグネシウムのバランスが失われ、塩素が通常よりも過剰に含まれることは、同県で肝炎が常に蔓延し、胃腸など内蔵の病気が他県よりも抜きん出て多いことからも見て取れる。

手掘りの金採掘者であるニンジャたちや、鉱山採掘企業の関心を集める同県は、地下資源が豊富にあるせいでこのような水不足になったと言える。
現状見つかっているだけでも、同県には40以上の鉱床があり、鉄鉱石の埋蔵量は8000万トン、石炭の埋蔵量は4000万トンという数字が出ており、隣接する中国はよだれをたらして狙っている。

しかし、これらの地下資源を飲料水と引き換えにするというのはあってはならないことだ。
アルタイの住民を水不足の危機から救うことができる唯一の方法は、タイシルのオラーン・ボームの水力発電所であるが、同発電所が供用開始された見返りを地域住民に分け与えるどころか、反対に(地域住民だけでなく)通常状態にあったザブハン県までも電力不足に陥らせ、真っ暗な状態で冬を越させた。

県知事は成し遂げた仕事で評価されるべきだが、実際にはアルタイの住民としては、生活水準も低く、また物価も高く、道路整備も不十分な上に、このような水不足の危機に直面しはじめた。

本来なら、53km離れたタイシルから地下配管を使って水を供給する可能性はあるはずだが、大規模な予算が必要になるため、これを実現する可能性は無いとのこと。

とにかく、人の生活に最も重要な水が無くなる危険性を、私たちは20年か30年後の問題と考えていたが、この時期は前倒しになり、今日、明日にも水資源枯渇する危機に直面していることを、ゴビアルタイ県の13の郡から見て取れるようになった。

出展:www.24tsag.mn

原文はこちら

関連記事:水源
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昔のモンゴル人は水を本当に大切にしていたと聞かされました。
今でも、田舎のモンゴル人は水を大切にしていると思います。
しかし最近、一部のモンゴル人は水資源よりも地下資源(と自分の利益)を大事にしているようです。
手遅れになる前に、もう一度思い出してもらいたいものです。

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