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違法建築のリストが公表された 

(9月の記事になってしまいましたが紹介します。)

News.mnより(2012.09.19)

ウランバートル違法建築により、過去5年間に109人の命が失われた。
ウランバートルの市長にバトウール氏が就任した途端に、建設現場の事故が連日伝えられている。
その訳は、建設現場での転落、落下、下敷き、けがなどの事故があっても、これまでは役所の担当者や建設会社が隠蔽し、何事も無かったかのような顔でやり過ごしていたからだ。

バトウール市長は9月7日、ウランバートル市の専門検査局に向けて、違法建築の建設作業を停止させる命令を出し、それでも作業を停止しない場合は電気を止める措置をとる命令を出した。
しかし、この命令を誰も実行することを望まなかった。違法建築の全80件のうち、14件しか電気を止めなかったそうだ。
(バトウール市長が)その訳を専門検査局の幹部らに問いただすと、返す言葉も無く顔を赤くして座っていたそうだ。
ウランバートル市の専門検査局の前局長であるビャンバスレンが離任する間にも、おととい、またも学生が事故で死亡した。

不可解なのは、市の検査局が当事故を起こした建物を、事故が起こる4日前に立会い検査を行い、その時になって初めて違法建築であることを知ったと言うのだ。
市長の命令に従うなら、その場で直ちに作業を停止させるべきである。
それなのに、市の専門検査局のニャムオチル長官代理は「この建物に当局の担当者は1度立会い検査を行った。しかし、担当者はヘルメット、手袋の着用などを調べただけで、許可された建蔽率を大幅に上回っていたことに気づかなかったと言った。それで罰金として25万トゥグルクを課した。そして、つい4日前に無許可であることを知った。しかし、我々が書類確認を行っているうちに、今回の事故が起こってしまった。」と説明した。

最も不可解なのは、住民K.プレブを施主とする上記16階建てのテナントビルが、違法建築のリストに含まれていなかったことだ。
その訳は、K.プレブが当初この場所に公共の所有物として噴水を建設するとして許可を得ていたが、しばらくして16m x 24mの建坪の建物と「一緒に」噴水を建設することになった。
このことは市の専門検査局も不正を知りながら許可したのだろう。
こうして、市の検査局が目をつぶっている間に建物と噴水はテナントビルに変更され、30m x 24mの建坪の16階建てのビルになった。
最初に建設すると言っていた噴水は、チンゲルテイ区の第5ホローに作ったそうだ。
しかも建設会社のではなく、区の予算でだ。
また、この事業にチンゲルテイ区の区有財産管理局も一緒になっているのだから本当に信じがたい。

市の専門検査局と道路を隔てた目と鼻の先のビルの建設が11階になるまで専門検査局からは誰も立会いに行っていなかったそうだ。

ともかく、昨日バトウール市長が違法建築の電気を直ちに停止するよう命令した。
しかし、まだ問題がある。それでも作業を止めない企業が、発電機で作業を継続したらどうする?

どちらにせよ、市の専門検査局が違法建築を取り締まることはできない。
1年にたった1度だけ立会い検査を行って通達を渡すだけということが、違法建築業者に分かってしまっているのだから。
本来なら、市の専門検査局はいかなる違法建築にも、建築が始まった直後、または途中で作業を停止させ、必要なら解体・撤去させる権限もある。
この権限について市の専門検査局の幹部らは知らん顔である。

秋空に天高くとも(倒れてくる)クレーンは近く
大地は磐石なれども(蓋の無い)マンホールはすぐそこにある。

D.ジャルガル記者

原文と公表された違法建築のリスト(モンゴル語)はこちら



9月には建設現場の事故が多く報道されました。

「クレーンが倒れて、道路を通行中の人が下敷きになった」、
「建設中のビルから鉄の支柱が落下して、通行中の学生の頭を直撃した」、
等々、モンゴルの建設現場の安全管理のひどさに市民はみな驚きました。

これまでは表沙汰にならずに闇に葬られていた事故も
多数あったことが今回の政権交代で明らかになりました。

検査する側の役所と、建設業者の癒着の構造には、
前政権時代の汚職体質が見えます。

今回、違法建築のリストが公表されたことは、
モンゴルにとって良いことだと思います。
このリストが氷山の一角に過ぎないとしても、
汚職追放に向けて、まずは一歩前進したことを評価したいですね。

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