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モンゴルの投資受け入れ環境について 

地質鉱山新聞より(2010.08.19)

 鉱山部門では外国からの投資が最も重要である。その理由はこの部門が巨額の資本を必要とするからである。インフラを始め、モンゴルには多くの困難な問題がある。この点からも外国の投資家を必要とする。
 モンゴルにおいて外国の投資家たちの投資環境はどの程度整備されているのだろうか?今までほとんど顧みられて来なかったこの点について、今回、問題点をまとめてみた。

第1の問題点:ころころと変わる法律
 鉱山部門は長い期間がかかってから、効果が出るものだ。だから、同部門において投資したいとしたら1つの大問題がある。それは、法律環境が安定していないという点だ。たびたび、国の指導者が法を変えようとして、新法案を作るのが当たり前のことになった。外国の投資家にとっては、法律の面できちんとした状態を望んでいる。ある朝起きると法律が変わっていたというのでは、ビジネスの面ではリスクも高く、費用もたくさんかかっている鉱山部門にとっては耐えられないことだ。臨時収入税(訳注:鉱物の市場価格の上昇により鉱山会社の利益が増えると、その部分にかけられる通常より高率の税金のこと)はその例だ。臨時収入税のせいで我が国が金鉱からの税収を失ったり、外国投資家が帰国したりしたこともある。このような一時的な決定によって、外国投資家の間でモンゴルの評価が下がる恐れがある。そのようにモンゴルの評価が下がったら、後からどんなに快適な投資環境を作っても、なかなかモンゴルを選んでくれないだろう。国の役所も法を守って働こうとしているうちに、法律が変わってしまう。そして、変えられた法に応じて仕事を進め、慣れるまでに時間がかかる。

第2の問題:俺の物は俺の物、お前の物も俺の物
 3,4年前にウランバートル市でアメリカとモンゴルのビジネスフォーラムが開かれたことがある。その際、アメリカ側より指摘されていた問題は、モンゴルにおいて外国人の所有権が認められないということだ。また、何を所有物と言うかも段階によって違う見解があり、一定した見解がないと非難されたことがある。

第3の問題:外国人の投資家に対して好き嫌いがある
 一時期、いろいろな活動団体が設立され、国会議事堂の前でデモ活動を起こしたり、議員も外国投資企業へ国民をつれて侵入したりしていたことがある。その時の外国投資家を嫌がる考え方は今も残っているらしい。

第4の問題:モンゴルのための特別法
 モンゴルだけに適用される特殊な法律が多く、それが世界の基準にそぐわないこと。

第5の問題:人材不足
 大規模プロジェクトを実行するには優れたスタッフが必要となる。オユトルゴイプロジェクトが実行されずに長い年月が経っているうちに、人材を準備して置けばいいのに、今はただ専門学校にて鉱山で働くスタッフを準備しているだけだ。

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