スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

市役所の新総合庁舎は眼の形 

Unuudur 新聞電子版(2014.02.28) より

ウランバートル市役所庁舎のハンガリド・ビルは、比較的新しいビルである。
しかし、市役所ウランバートル市西部に新しい庁舎を建設することになった。
同建設事業を2013年~2016年度の市長施政方針に盛り込み、ソンギノハイルハン区第6ホロー、ハニン・マテリアル地区周辺の9ヘクタールの土地に建設する決定が出された。

ソンギノハイルハン区を選択した理由
バトウール市長は去年の起工式の際に
「新しいウランバートル市の姿を形作る大建設工事が次々に実施されている。
私たちは、今後4年以内にゲル地区を快適な生活環境の住宅街、団地として再開発する目標を立てた。
将来、オリンピックを開催するため、新ウランバートル市の中心部を
首都で一番人口が多いソンギノハイルハン区に建設すると計画したのは偶然ではない。
バヤンホショーを、住民20万人が暮らす副都心として発展させ、
インフラや公共サービスを総合的に整備することを目指している」と述べた。

市役所の幹部は
「我が国の全ての政府機関が市内中心部(バガトイロー周辺)に集中している。
これが交通渋滞、都市中心部の密集の主原因となっている」
と考え、市役所ゲル地区へ移転させる案を出したのが、
新都心建設事業の始まりであった。

市役所の移転先を検討する作業部会を2012年に設立した。
作業部会は、ウランバートル市2020年までの開発マスター・プラン、
2030年の開発方針に合わせ、郊外の5カ所を選択し
新庁舎を建設可能か否かを検討した結果、ハニン・マテリアル地区を選んだ。
暖房供給源などのインフラ課題や首都の将来的計画などのいくつかの原因が選考に影響した。

第一の理由は、ウランバートル市2020年までの開発マスター・プランに
新たに8つの副都心を建設すると盛り込んだこと。
現状1つの都心だけがあるウランバートル市を、複数の中心部がある都市にするため、
8カ所に副都心を建設し、密集を軽減させる措置を講ずることになった。
市民は最寄の副都心にある支所で手続きをする。
支所は市役所の新庁舎とオンラインで問い合わせをし、市民の問題を解決する。
皆が新庁舎に来る必要がないので、ハニン・マテリアル地区から遠い住民は
「市役所の幹部が市民から逃げた」という苦情は出ないだろう。

そのため、副都心を市役所の新庁舎と同時に建設することになった。
アジア開発銀行からの融資で今年、バヤンホショーとセルベの2ヶ所を副都心にするため、
インフラに関する課題を解決し始めた。

ウランバートル市の西部には暖房供給が可能なので、
都市を西方に拡大することが可能であると、市役所の幹部が見ている。
これが、ソンギノハイルハン区に市役所の新庁舎を建設する第二の理由であった。

私有地明渡しに時間が掛からない
「ハニン・マテリアル工場の一部の株式をウランバートル市役所が所有するので、
同工場と立ち退き交渉を行い、活動していない工場の土地に
市役所の新庁舎を建設するのが面倒が少ない」
とウランバートル市の総合計画局の再開発部のM.ニャムバヤル部長が話した。
これが最も私有地明渡しや立ち退き問題を発生せずに、
予定期間に建設事業を開始することが可能になるので、
この場所を選考したもう一つの理由である。

4月から建設事業が開始
昨年の6月に起工式が行われた同場所で、来る4月から建設事業を開始し、
二年間で竣工する予定。

道路・建設工事を韓国企業が実施
ウランバートル市役所の新総合施設を建設する企業選考を、ゲル地区再開発規則により実施した。
元請け会社に韓国のヘラ・ゴンソル社が選考された。

同社は、チョイル~サインシャンド間の舗装道路90キロメートルを期限前に竣工させた。
市役所庁舎建設の経験があり、韓国の道路建設分野で上位の会社だそうだ。

総合庁舎は眼の形
5万ヘクタール以上の土地に建設する新総合施設では、舗装道路5万平方メートル、
緑地12万5,000平方メートルも併せて建設する予定。

庁舎の外観設計は、人間の眼の形にし、市民を「目玉」のように
愛情・保護・世話するという意味をこめた。

スマートで自然環境にやさしい建築物
建築物の電気と暖房は再生可能エネルギーを利用できるよう、設計した。
これは、モンゴルで建てられている建築物の中で、
特に、行政機関では初めてスマートで自然環境にやさしく、
模範的建築物とする目的の表れである。
汚水を処理して再利用し、主な会議室を太陽熱で暖房し、省エネルギーを実現する。
耐火性、室内の安全性などで近代的な最新の技術を活用する。

建設費用は後払い
作業部会の結論により、新都心建設事業に371億トゥグルグ掛かると報告していた。
しかし、ヘラ・ゴンソル建設会社が自己資金で建設事業を実施し、
後払いの条件で契約を結ぼうとしているとのこと。

「設計図を終わらすところです。最も重要な問題は、建築物価格と支払い原則です。
現時点では、契約書にこれらの問題について交渉し、大詰めを迎えています。
元請け企業は建設作業費として7,800万トゥグルグの見積もりを提出しました。
これを確認したり、他の準備作業を進めています」
とウランバートル市役所のYo.ゲレルチョローン・市長室長が話した。

元請け企業の選考は、ゲル地区再開発規則に沿って行なわれた。

(中略)
(写真説明)UB市役所の新総合施設の起工式、2013年6月19日

だれが、どこに勤務するか?
市役所の新総合施設は、市議会、市役所、会議ホール、31部局が入る4つの建物で構成される。
市役所、総務部、各部局は北側の20階建ての庁舎に、南側に市議会と総務部が位置するよう設計した。
この2つの建物の間に市民受付センターと市民サービス・センターを入れる計画。

ハンガリド・ビルを私有化
大統領令により、ハンガリド・ビルを私有化することになった。
私有した法人が、行政機関や政府機関にリースバックする。
大統領令に従い、内閣官房内にサイハンビレグ長官を部会長とした作業部会が設立された。
同部会がハンガリド・ビルに何人のどんな機関を入らせるかを検討し、決定する。
各部局が明け渡した事務所を競売で売却することも検討しているという。

市役所職員用団地を建設
ウランバートル市役所の職員が生活する安価な住宅団地を建設するプロジェクトを
2008年に提案したが、現在まで実施されておらず、今年から実施することになった。
同団地をウランバートル市役所の新総合施設周辺に建設する予定。

記者:Ch.ムンフゾル
原文はこちら

訳:オーガントヤ



韓国系企業が後払い条件で受注したとのこと。
371億トゥグルグもの総事業費をヘラ社は自己資金で出せるのでしょうか?
それとも、7,800万トゥグルグの建設作業費は後払いで
材料は市役所が支給する形なのか、記事では不明です。

去年の起工式の様子は、過去記事
ゲル地区再開発がソンギノハイルハン区で始まった[2013/06/23]
で紹介しました。
その時は市役所庁舎は眼の形ではありませんでしたので、
設計に変更が入ったようです。

この記事が役に立った方は
↓こちらを各1回↓クリックお願いします。
にほんブログ村 海外生活ブログ モンゴル情報へ
人気ブログランキングへ

皆様の応援が力になります!
関連記事

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://mongolnews.blog133.fc2.com/tb.php/829-98389c0e

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。