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エルデネス・タワントルゴイの債務は8,540億トゥグルグ 

News.mnより(2015.01.28)

国会の経済委員会で本日、エルデネス・タワントルゴイ社(以下、ETT)の
監査結果を発表した。
国会が任命した作業部会が去年の5月に監査したという。

当時、同社はゴビパワー社に多額の資金を譲渡し、
赤字経営なのに同社の取締役が高給を取っている等、
多くの問題が発生したため国会が作業部会を設立し、監査を行った。

監査ではゴビパワー社に54億トゥグルグを支払い、また代表取締役が600万、
取締役が180万トゥグルグの月給を受け取っていることが明らかになった。

上記の問題について経済委員会で審議する際に、ETTのYa.バトソーリCEO、
エルデネスMGL社のO.サインボヤン社長、会計検査院のA.ザンガド長官、
ETTのCh.サインビレグ代表取締役らの関係者が参加した。

バトソーリCEOの説明によると、ゴビ・パワー社と石炭運送で
170億トゥグルグの契約を結んだという。
しかし、世界市場で石炭の価格が下落したため支出を削減しなければならなくなり、
中国の提案により、ツァガーンハダで石炭を下ろさず直接トラックで乗り入れるようになった。
石炭を中国を直接輸送することによって、1トンあたり5ドルの節約ができた。
そのため、ETTはゴビ・パワーとの契約を破棄したという。
だが、解約のせいでゴビパワー社は74億トゥグルグの損害を受けたので補償金を請求した。

ETTの取締役が裁判所の評価委員会による損害額の査定を要求した結果、
54億トゥグルグの損害額が認定された。
そして、双方は紛争解決のためお互いを提訴したが、ゴビ・パワー社に有利な判決が出され、
54億トゥグルグを支払わざる得なくなったという。
だが、ETTが判決に従っていないという理由で同社の口座は
2014年に4,5回差し押さえられ、収入を没収された。

エルデネス・タワントルゴイの債務額は?

監査結果を審議する際、ビャンバツォグト議員は
エルデネス・タワントルゴイ社はこれまでどれぐらいの石炭を輸出したか?
中国のチャルコ社からの前借り金3.5億ドルのうち、いくらを返済しているのか?
他から借入した金額を含めれば債務額はいくらなっているか?」
と質問した。

ETTのバトソーリ社長は
「チャルコ社からの3.5億ドルのうち、1.43億ドル額の債務が残っている。
この他商業銀行からの債務も含めて計算すると約4億ドルとなっている。
2014年はETTが石炭輸出でトップになった。
合計570万トンの石炭を採掘したのは、2013年より280倍上昇した数字だ。
2013年は210万トン石炭を輸出した。
世界市場において石炭価格の下落は、石炭の採掘量を上昇させたが、
債務を完済するにはまだ足りない」
と説明した。

また、石炭は炭鉱出口価格で1トンあたり31.6ドルで売られている。
だが、20ドルに下落するところを中国と交渉を行い、価格を上げた。

債務の件で会計検査院のザンガド長官も追加情報を提供した。
会計検査院が同社に監査を行う際、2014年の第3四半期時点で
8,540億トゥグルクの債務があったという。

600万トゥグルグの月給をもらう代表取締役は誰か?

ETTが赤字経営しており、債務の返済もできなくなっているのに、
同社の代表取締役が600万、取締役が180万トゥグルグの月給をもらっていることに
腹を立てた国会議員はその名前を聞いたが、関係者らははっきり答えなかった。

たとえば、ETTのサインビレグ代表取締役は
「私は2013年9月から当社の代表取締役に就任しましたが、
給料はまだもらっておりません。基本的にはもらうつもりです。」
と述べた一方、国有財産委員会はETTの問題は
同委員会には関係ないという答えだった。

最後にトレイハン議員が
「国有会社の代表取締役、役員は最低賃金の2倍の給料をもらうと
閣議で勧告したのになぜ従わないのか?」
と非難した。

ニャムドルジ議員は
「あなたたちの中にETTの代表取締役が誰なのかを
教えてくれる人はいないのか?」
と聞いたが、G.デンゼン元内閣官房副長官が同職に
就いていたことを明らかにした。

なぜ600万トゥグルグの給料を支給したかという質問には
「エルデネト、オユトルゴイ社のモンゴル側の代表取締役や
取締役らは高い給料を取っている。
だから、それに近い額の給料を支給するべきだと考えたので
上記の多額の給料を決定した」
と答えた。

現在、エルデネス・タワントルゴイ社の取締役会の構成は下記の通り:
指導部:
1. 代表取締役 Ch.サインビレグ(内閣官房副長官)
2. 常務取締役 D.チョローンフー
役員:
1. 取締役 B.シンバートル(前・経済開発省事務次官)
2. 取締役 B.バトザヤ(道路運輸省事務次官)
3. 取締役 D.バトボルド(鉱業省鉱業局長)
4. 取締役 J.バトボルド(自然環境・グリーン開発省事務次官)
5. 取締役 N.エンフトヤ(内閣官房法律部長)
6. 社外取締役 D.トゥメンジャルガル
7. 社外取締役 B.バトエルデネ(ハス・エルチム社の社長)
8. 社外取締役 Ch.バトサイハン

結論として、本件に関して経済委員会が決定を出すことになった。

G.ダリ記者
原文はこちら

訳:セレンゲ




Ch.サインビレグ代表取締役はCh.サイハンビレグ首相とは別人です。
(念のため)

なぜ今頃になって、2014年5月の監査結果を発表しているのでしょうか?

各省の事務次官が取締役に名を連ねていますが、
取締役の給与と事務次官の給与を二重取りすることは、
官僚の副業禁止規定に抵触しないのでしょうか?

取締役と言っても、経営自体はバトソーリCEO以下、
執行部に任せて、名前だけの取締役だと思いますが、
(でないと、事務次官の仕事に支障が出る)
それで600万、180万トゥグルクをもらっていたら
「お手盛り」と言われても仕方ないですね。

プージェー藤井

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