スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

エンフボルド議長のインタビュー2(タワントルゴイ、オユトルゴイ) 

Itoim.mnより(2015.01.30)

モンゴル民主党党首のZ.エンフボルド国会議長のインタビュー
G.オトゴンバヤル記者

[1. 補正予算、対外債務]の続き

[2. タワントルゴイオユトルゴイ]

-今のところは融資を受けるしかないと言いますが、タワントルゴイ
オユトルゴイを動かして資金を得ることはできないのですか?
他人を当てにするより自力で何とかしろということわざもありますが。


-石炭価格の下落により困難な状況になっている。
金価格は問題ない。
銅も下落したとはいえ1997年のような1トン1,200ドルまでは
下がっておらず、比較的堅調だ。

-タワントルゴイの交渉権を与える投資家を選びました。
作業部会はモンゴル企業と石炭の主な市場の神華、
第3国市場の住友とドリームチームが選ばれたといっています。
議長はどのように見ていますか?


-私は別の考えだ。
問題を供給先市場から考える必要がある。
実際はそうではなく、選炭工場があるからエナジーリソースを
参加させると言うのは間違っている。
去年中国の習主席がモンゴルを訪問した際、鉄道の契約を締結した。
この契約により鉱山から国境までのモンゴル側の鉄道の軌道幅を
中国の標準軌と同じにすれば、中国国内を通過するトランジット送料を
世界のトランジット送料よりも割引を適用する権利を得た。
そのため、モンゴルはこの割引を100%活用するために、
タワントルゴイの石炭の30%を太平洋市場に、残りの70%を
中国市場に販売するのが最も利益が出るビジネスとなる。
中国市場に石炭の70%を販売するなら、神華と長期契約を
締結するより他に方法がない。
石炭の世界で2番目に大きい企業はアメリカのピーボディだ。
先日のタワントルゴイの入札でピーボディは選考に漏れた。
これを私は間違いだったと見ている。
むしろ、ピーボディを入れて、太平洋岸の港から世界市場に
販売する30%の契約をする必要がある。
こうすることで石炭からより多くの利益を得、トランジット送料の
割引条件をフルに活用できる。
このあとに採掘者の契約をする必要がある。
しかし、輸送はモンゴル側が自分で行なうべきだ。
なぜなら、タワントルゴイ-ガショーンソハイトの鉄道は最も利益がある。
9年5ヶ月後には費用を回収できる鉄道なのだ。
そもそも、鉄道を短期間でもどこかの石炭企業に渡してはいけない。

-本来なら独占状態を生じさせないために鉄道と輸送業者を
別々に分けると専門家は言っていますね。


-別々でなければならない。
別々でなければどのような不具合があるかと言えば、
タワントルゴイから国境までの道路をエナジーリソースが建設して
自社のトラックを無料で通行させ、他社のトラックから
高い通行料を設定したため、政府が購入せざるを得ないような
状況になった。
現在は全てのトラックが通行料を払っている。
鉄道が自社のものなら、自社の貨物だけを運び、
他社の貨物を運ばない、運んだとしても高い送料を設定する。
オーストラリアでBHP社は独占鉄道を建設し、他社の貨物を
運ばずに20~30年裁判で争っても政府が勝てない、
どうしようもなくなって並行して新たに鉄道を建設した。
このように2本の鉄道を建設するのは国の経済にとって
取り返しのつかない損害だ。
そのため多くの国では公共に開かれた原則で鉄道を建設させ、
利用させる。これについてはモンゴルにも鉄道法がある。
持分の51%を国が所有し、全ての人に開かれた、同一料金で
提供すると法に定められているので、タワントルゴイ鉄道を
エナジーリソース、住友、神華のコンソーシアムに所有させては
いけない。
法律を超えるそのような権限も政府にはない。
第2に、エナジーリソースを私は100%モンゴル資本の会社とは
見なしていない。
これはオフショア地域に登記されているMMCという香港証券取引所に
上場した企業の45%の株式だけをMCSが取得した。
この会社は石炭価格をいつも高く、200~300ドルであるとの見積りで
巨額の融資を受け、現在返済できなくなっている。
このような場合にタワントルゴイ炭鉱を渡すのは、その会社の債務を
返済するのに必要なだけで、モンゴルの石炭を適正な価格で
販売するための良いパートナーにはなれない。
そのため、タワントルゴイの株主であるエルデネス・タワントルゴイは、
タワントルゴイの石炭を中国市場に販売する権利を、世界最大の神華に、
一方世界2位のピーボディに太平洋市場を任せる契約をする必要がある。

-それなのに、M.エンフサイハン大臣も、トゥムルフー大臣も
タワントルゴイの鉄道を中国の資金で建設させて、
彼らに一定期間所有させると発表しましたね?


-エンフサイハン大臣の話には良くないことも、後退したことも非常に多い。
先日民主党会派に報告を行なう際、その鉄道の所有問題は
エンフサイハン大臣の言っている通りには進まない。
法律はこのようになっていると先ほど私が話した内容を
多くの議員が述べた。
しかし今でもエンフサイハン大臣は自分の考えで突っ走っている。
(国会の)言うことを聞かない政府、言うことを聞かない大臣には
国会が対抗措置を取ることができるのだ。
国会で承認された法律があるのに、それを無視して
法律など何でもないと突っ走ってはいけない。

-タワントルゴイの協定を国会が承認した上で投資契約が有効になるのですか?

-1億ドル以上の投資額の企業が希望すれば投資契約を
政府が締結するか否か、国会で承認を得る必要がある。
タワントルゴイは1億ドルをはるかに超える投資だ。
そのため、国会で承認を受けて確実にすることは投資家自身にも
必要なことだ。
次の政権が出てきて変更させないためにだよ。

-例えば、タワントルゴイの現在の協定を国会で審議しますか?しませんか?

-国会で審議することは投資家にこそ必要だ。
しかし現在のエンフサイハン大臣が話している内容で
投資契約を締結することを国会は承認しないと私は確信している。
法を承認する人は法に背かないのだよ。
国民のタワントルゴイは、国民に最も利益のある形で進めるべきだ。

-国会の審議なしに契約を締結する権限は政府にありますか?

-ない。


-オユトルゴイを動かせますか?34%を売却するか否かという論争が続いていますが。

-もし34%を売却すると決めたとして、売る時は今日ではない。
その時に1株20ドルに達していた株価が現在ほとんど2ドル80セントにも
満たない状態で株式を売却することを話す必要もない。
34%が正しい、間違っていると常に論争している。
しかし、モンゴル国はすでに債務に陥っているのは確かだ。
今はこの債務から脱出する必要がある。
生じている停滞については34%ではなく、リオティントに問題がある。
リオティントがモンゴルに対する義務を履行しないからだ。
モンゴル政府は契約により負った全ての義務を果たした。
今度はリオティントが仕事をすべきだ。
もっとも、(2012年の)選挙の後34%は少ないから増やすと
アルタンホヤグ政権は契約を変更する提案を行なった。
それに対し彼らはノーだと言った。
今は我々の側から遅らせる理由はない。
逆にリオティント側から
「我々はこの契約を作成する際に間違った。モンゴル側に
有利な契約になってしまったので、これこれこのように変更しよう」
とたくさんの提案を行なっているのだ。
それをアルタンホヤグ内閣も、サイハンビレグ内閣も承認しない。
契約は契約だ。あなた方はやるべき仕事をしなさい。
坑内掘りの資金調達はモンゴルには関係ない。
モンゴルには資源があり、あなた方には資金と技術がある。
今は契約に従い、負った義務を履行しなさいと言っている。
もし彼らが義務を履行しないならモンゴル政府は国際仲裁機関に
リオティントが義務を履行しない」と申し立てる権利が生じる。
一言で言えば、問題は我々にではなく、彼らにあるのだ。

-それでは不利な契約をしたとS.バヤルツォグト議員らは
批判していましたが、逆にモンゴルに有利な契約をしたということですか?


-リオティントの目で見れば、自分達に有利な契約だと見ていたのだろう。
モンゴル側から見れば、一部の人が批判しているような、この契約で
今後も進めていく上で、問題は何もない。

エンフボルド議長のインタビュー(3)へ続く
原文はこちら

訳:プージェー藤井



エンフボルド議長はアメリカのピーボディーをタワントルゴイの
案件に参画させたかったようですね。
(議長はデンバー大学に留学のご経験があり、
そこで経営学修士を取得されています)

モンゴルでは制度上、首相を国会議長が任命するため、
内閣よりも国会のほうが立場が強く、首相よりも
国会議長が偉いと考えられています。
そのため、
「言うことを聞かない政府、言うことを聞かない大臣には
国会が対抗措置を取ることができるのだ」
という発言に繋がっています。

オユトルゴイが前に進まないのは、
本当にリオティント側の問題なのでしょうか?
それではオユトルゴイに1億3,000万ドルの追徴課税の
騒動は何だったのでしょうか?

プージェー

この記事が役に立った方は
↓こちらを各1回↓クリックお願いします。
にほんブログ村 海外生活ブログ モンゴル情報へ
人気ブログランキングへ

皆様の応援が力になります!
関連記事

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://mongolnews.blog133.fc2.com/tb.php/944-84bdec15

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。