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エンフボルド議長のインタビュー4(モンゴル銀行、外貨準備高) 

モンゴル民主党党首のZ.エンフボルド国会議長のインタビュー
G.オトゴンバヤル記者

[1. 補正予算、対外債務]
[2. タワントルゴイ、オユトルゴイ]
[3. 経済恩赦法、大連立]の続き

-閣僚だけでなく、国の行政機関も共通の目標を持つべきではないですか?
例えば最近経済危機を克服する方法、財政政策について
政府とモンゴル銀行は意見が食い違っています。


-モンゴル銀行のゾルジャルガル総裁を、
「アルタンホヤグ首相の言いなりになっている、中央銀行が第2の大蔵省になった」
と人民党はこの2年間批判してきた。
そもそも、モンゴル銀行が通貨政策を実施する際には
政府から独立しているべきだ。
しかし、1つの国なので政策の連携もあってしかるべきだ。
もしこの連携が不十分なら国会で再度審議すべきだ。
経済危機のときに双方が別々の方向を向くのではなく、
同じ方向を向いてこそ前に進むのだ。

-政府は「(IMFの)Stand-Byプログラムに加盟することで
経済危機を乗り越えられる」と言うのに対し、モンゴル銀行は
「だめだ、そんなことをしたら1ドルが2,060トゥグルクになる」
と言っていますね?


-通貨政策について国会がモンゴル銀行に一定の義務を与えている。
意見の不一致は単に選択の問題のようだ。
2008年に世界経済危機が起こった際、モンゴルはStand-Byという
プログラムに加盟した。
当時62カ国が加盟していたが、現在このプログラムには
たった2カ国だけが残っている。
モンゴルが3カ国目として入ると、投資家に対し
「モンゴルには投資しないほうがいい。モンゴルは不安定な国だ」
というメッセージを発することになる。
だからStand-Byのような厳格なプログラムに急いで加盟するのは
間違っている。
その代わりに他の可能性を利用する必要がある。
IMFも必ずStand-Byプログラムに加盟しろと強制しているのではない。
彼らはモンゴルがチンギス国債の最初の5億ドルを
償還できるか否かだけを見ている。
例えば、我々はガツォールトのような金山をいくつか
経済循環に加えれば何の問題もなく債務を償還できる。
しかしこれを理解せずに愛国者の振りをしてポピュリズムを行なえば、
本当の意味で債務危機が起こる。

-モンゴル銀行に関する質問を続けます。
最近外貨準備高が減った、減っていない、マイナスになった、
なっていない等いろいろな情報が飛び交っています。これについては?


-もちろん10億ドル以上ある。
マイナスになった等は全くのでたらめだ。
その国の輸入決済の40日分があれば十分だと見なされる。
現在はそれよりずっと多くの外貨準備高がある。
モンゴルの外貨準備高はバトスフ(モンゴル銀行)総裁の時には
4,000~5,000万ドルまで減っていたことがあった。
当時と比べるとましだ。
しかし、これからの支払いを考えると油断はできない。
モンゴル銀行に納めた金の税金を2.5%に下げた法律のおかげで、
金の納入が13トンに増えた。
国会はこのような正しい政策を出していれば、
我々は外貨準備高を増やし、債務を支払うことができる。
外国人も我々を信頼して融資を行なう。

-経済危機を克服し、ドルの為替レートを下げるために
中国銀行(の出張所)を支店に格上げすれば良いと言う人がいます。
別の人はそれはだめだと言っています。
議長は中国のこの巨大銀行がモンゴルにおいてどの程度の制限を
課すべきだと思いますか?


-これは純粋にモンゴル銀行自身が決める問題だ。
全てのリスクをモンゴル銀行が評価する必要がある。
出張所を開いても良い。制限の中で支店を開設しても良い。
しかし金融市場を完全に開いてしまった国は世界中に存在しない。
それは、国内銀行を保護する以上に経済環境、リスクを考慮して、
どのような制限の中で許可するかをモンゴル銀行自身が決める権利がある。

(以下、しばらくモンゴル公共放送(MNB)に関する騒動の話題が続きますが省略)

-最後に、国会議長として、与党の党首として、
残りの任期中に国民に何を約束できますか?


-おそらく今年中は経済は回復しない。
世界経済も同じだ。中国の経済成長は史上最低水準だ。
原油価格も上がらない。
それゆえに、この経済危機を我々がチャンスとして
生かせるかどうかは我々の選択だ。
モンゴル人は金ができると無駄遣いをしてしまい、
すべてのものを外国から輸入してきた。
今はまず半分を国内で製造し始めている。
これはそれほど困難ではない。
自分達で自信を持って行なう必要がある。
原料に依存した経済構造を改革するべきだ。
単に上を向いていれば快適に暮らせる夢の時代は終わった。
今は努力すべきだ。皆で努力しよう。
(了)

訳:プージェー藤井



長いインタビューでした。
最後まで読んで下さったみなさん、
お疲れ様でした。
(プージェー)

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