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石炭危機を乗り越えるため国は足を引っ張るのをやめるべき 

news.mnより(2015.04.14)

先週開催された「Coal Mongolia 2015」フォーラムの際に
石炭の現在の状況、直面している困難を乗り越える方法について、
ナランバートル鉱山経済学者にインタビューをした。

-タワントルゴイ炭鉱をモンゴルの発展への足がかりにできるかどうかについて、
多数の意見が出ている現在、石炭の過去と未来を比較すればどのように見えますか?


-タワントルゴイ鉱炭は何十億トンもの埋蔵量がある。
モンゴルの地下に眠る膨大な資源だ。
しかし、この資源を利用できずに何年も経った。
初めて石炭の埋蔵が確認されてから70年後に、この炭鉱を開発するチャンスが出ている。
これまで開発できなかった理由は、電力、道路、鉄道などのインフラがなく、
また肝心の市場がなかったからだ。
同炭鉱を政治問題化すればするほど、今日の我々の収入、
子供たちの将来や豊かな生活のチャンスをなくす。
石炭の将来の傾向は、非常に困難である。
2020年までは世界市場において、特にコークス用瀝青炭の需用はあるが、
供給が過剰なため、モンゴルが競争に巻き込まれ、市場でチャンスを
つかめるかどうか、大きな試練となっている。
モンゴルの経営者はそれぞれ本当によく頑張っている。
だが、その努力を政治家らが無駄にしている。
これこそ、やめるべきだと思う。
現在、私たちがタワントルゴイ炭鉱を、機会を失えば、
また10年間この炭鉱を開発できなくなる可能性がある。
だが、現在の世界市場は不景気で、ビジネスをするのに厳しいため、
民間企業だけでなく、国有会社や地方会社もどこでも問題を抱えている。
この状態を乗り越えるためには、国の支援こそが必要なのだ。
足を引っ張ってはいけない。

-鉱山研究者の目でみると石炭市場における我々の一番大きな競争者は誰ですか?

-鉱山開発のプロセスでは、まず、我々の競争相手が誰か、
パートナーすなわち消費者が誰かを正しく判断するべきだ。
現在、アメリカ、オーストラリアはモンゴルの一番大きな競争相手国だ。
モンゴルに入り込み、各炭鉱を占有する興味は多くある。
世界市場の主な市場である中国を独占したいという意欲が彼らにはある。
なので、この炭鉱を開発するために、我らのパートナーである中国と手を組むべきだ。
つまり、中国かアメリカかということ自体が競争相手と協力するか、
パートナーと協力するかということと同義である。
ロシアも競争相手である。中国の市場を奪い合っている。
だから、大国が市場を奪い合い、モンゴルにおいては地政学による
パワーゲームを行っている。
5年間インフラを放置したせいで、ロシアが現在一番大きな競争相手になっている。
ロシアはエルガ炭鉱を通じて東シベリアで中国と繋がっている。
洗炭、コークス用の瀝青炭の供給に関する100億ドルのプロジェクトを実施している。
私たちは気づくべきだ。

-どんな問題でも政治的決定が足手まといになっていることを、
どのように解決するべきだと思いますか?


-首相が世論調査を行った。
首相は自分の権限で解決することが不可能なので、このようなアンケートをしたと見ている。
そして、戦略的鉱山を開発する方を国民が選んだ。
なのに、誰がなぜ足を引っ張っているか?
もっとはっきり言えば、内閣はなぜこの問題を政治問題化しているのか?
長い名前の法律を誰が承認させたか、外国の投資家を追い出すきっかけを誰が作ったか?
68%の税金を誰がロビー活動してモンゴルを苦しめたのか?
彼らは今日笑いながら国会に出席している。
このポピュリストたちは、ただ仕事している人たちに、
チクチクといやみを言うより、自分の失敗を公に認めるべきだ。
経済の破壊者達は、国の発展を遅らせた責任を負うべきだ。

-Coal Mongolia 2015フォーラムが開催されています。
同フォーラムでは何を解決し、私たちにどういう利益と成果が出ると思いますか?
 

-Coal Mongolia フォーラムは毎年開催される。
フォーラムには1,000-1,500人の投資家、研究者らが政策を決定するために参加する。
今回のフォーラムは5回目であり、ここで話題になるのはただ一つ。
「モンゴルの経済の柱である石炭分野だ。
特に中国へ輸出しているコークス用の瀝青炭の市場である」
と決まっている。
そのためには、インフラをできるだけ低価格で建設することだ。
鉄道の政策が策定されているが、実施においては線路幅の違いで
多くのモンゴル人が2つに分かれて論争した。
その後やっと解決できて前に進もうとしているところ、
また邪魔が入ってきている。
こうして、国内で政治問題化して全ての問題を混乱させていたら、
我々は投資家との協力が難しくなり、あわせる顔もなくなっている。
たとえば、タワントルゴイ炭鉱開発のコンソーシアムに、
モンゴルのコークス用の瀝青炭を高価格で買える日本の会社が参加していることは、
同炭鉱の評価を上げ、競争力を向上させている。
それによってモンゴル国民に配布される1,072株のタワントルゴイの株価が上昇する。
ずっと前、2011年に既にIPOで同炭鉱に何十億の資金を調達する機会があった。
残念ながら政治のせいで鉄道が建設されないまま、現在に至っている。
国の経営が悪いことを我々は十分見てきた。
タワントルゴイだけではなく、バガノール、シベーなど、
政府により経営された炭鉱は全部資金がなく、負債だらけで倒産しかけている。
だから、銀行もローンを出せない。
ローンがないため、政府は我々の税金を投入する。
このことを私たちはまったく知らなかった。
それゆえ、鉱物資源法にある
「国有会社は、国家による株券の占有を制限する」
という条項に従うべきだ。

G.エンフザヤ記者
原文はこちら

訳:セレンゲ



>5年間インフラを放置したせいで、ロシアが現在一番大きな競争相手になっている。
鉄道建設の足を引っ張ってきたのは、ロシアの意を受けた人だとほのめかしているようです。

>なので、この炭鉱を開発するために、我らのパートナーである中国と手を組むべきだ。
2012年には「売り手と買い手が同一になる」と言って反対していたのですが。
中国は自国で石炭が取れますし、近年景気がスローダウンしていますし、
さらに脱石炭化を進めていますので、中国は本音では
モンゴルの石炭はいらないと思っているでしょうね。
「(中国国内でコークス炭を掘るより安い)
30ドル程度でいいので、お願いだから買ってください」
と、モンゴルが頼み込んで買ってもらっているのが現状ではないでしょうか。

>タワントルゴイ炭鉱開発のコンソーシアムに、
>モンゴルのコークス用の瀝青炭を高価格で買える日本の会社が参加していることは、
>同炭鉱の評価を上げ、競争力を向上させている。

日本としても、送料込みで日本に届いた価格が他より安ければ
買うのでしょう。中国側が通過送料をどこまで安くしてくれるか?
ですね。その意味で中国を巻き込むのは良いと思いますが、
中国側にもメリットが必要でしょう。

チャルコに借りた資金を国民にばらまくのではなく、
鉄道を建設しておけば良かったと、今更ながら悔やまれますね。
そして、そのような誤った政策を行なってきた閣僚、議員たちが
今も責任を取らずに国会で相変わらず足を引っ張り合っていることを
ナランバートル氏は非難しているのですね。

(プージェー)

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