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モンゴル経済フォーラム2015での大統領基調講演(1) 

モンゴル経済フォーラム2015での大統領の基調講演の全文を
お伝えします。

例によって、大統領の演説は長いですので
長文にお付き合いできる方だけ読むことをお奨めします。
(プージェー)



president.mnより(2015.04.03)

モンゴル国のエルベグドルジ大統領が本日、
モンゴル経済フォーラム2日目のオープニングで基調講演を行った。
その全文をお伝えする。

モンゴル発展の方向性を示していることで、このフォーラムは重要である

今年の経済フォーラムは、成果があり、よく企画されていると思う。
議論されている内容、参加者の顔ぶれを見ると、以前よりも良くなっている。
従来は鉱山と経済のことばかりが話されていたが、今回は多くの問題が話し合われている。
気候変動、報道倫理、行政監査、不動産市場、金融分野の均衡、
開発・投資環境改善の対策、モンゴルの信用格付け、企業統治、
地方の発展、モンゴルの競争力、紛争仲裁機関、司法と企業と仲裁機関の関係、
物流、医療制度など。
自由貿易協定を通じてモンゴルの輸出をどのように増やし、
法の安定性・透明性、ビジネス環境をどのように連携するか、
モンゴルの商工業の条件をどのように改善し、ウランバートル市の開発戦略、
モンゴルの観光分野をどのように発展させる上で、
どのような問題に直面しているのかなど、これらの問題について話し合い、
企業や行政の決定権者、地方公共団体、報道関係者が集まって議論していることは、
本当に時宜にかなった重要なことであると思う。

我々は問題を公開の場で討論するというモンゴル独自の原則がある。
今日、大統領が話している言葉も重要かもしれないが、皆さんの話す言葉は
それ以上に重要であると私は思う。
モンゴルは民主主義の国である。
最も偉い立場の誰かが常に演説をして彼の言葉が常に正しいとされるものは
モンゴルには無い。
逆に、国民、世論が議論して、そこから良い知恵が出てくれば、
決定権者はそれを採用して実現するために働くことが非常に重要であると考えている。

世界経済フォーラムというものがある。
世界経済がこのような傾向にあると言って話し合うのだ。
そこに参加して帰ってきた後、当時の政府と話し合い、
モンゴルでも経済問題をこのような形で話し合おう、
モンゴルにもこのような経済の方針を決定するフォーラムを作ろう
と言って2010年からモンゴル経済フォーラムを始めた。

経済フォーラムはその年の、そして次の年のフォーラムまでの
雰囲気、状況、傾向を明らかにするのに重要だ。
ここに参加する決定権者はこのような内容を話し合っている。
金融分野はこのような事を話し合っている、企業経営者は
このようなことを話し合っている、大臣はこのような立場だ、
モンゴルに投資している外国人はこのような立場で、
このような事を望んでいる、など。
気象予測では風向きを把握することが最重要である。
このフォーラムは毎年のイベントとして定着している。
それゆえ、1つでもいいから良いアイデアをモンゴルで実現することが重要である。

今我々に最も不足しているのは相互信頼である

今我々に最も必要なのは相互信頼である。
相互信頼に基き協力し合い、物事を成し遂げることがどれだけ難しいことか、
今私達は知っている。このように言っても一部の人は罵り合い、攻撃しあい、
仲間割れをした状態で、そのような皆の心がばらばらになっていることを見た。
このようなことは非常に伝染しやすいことが見て取れた。

モンゴルの先輩外交官のTs.ゴンボスレン氏が先日このように言っていた。
「人間の頭に愚かな考えが浮かぶこともある。
しかしそれを他の人の頭にも浮かぶ考えだと思うな。
『国民がこのように考えている』と思うな。
君の頭に悪い考えが浮かぶこともあるだろう。
それに気をつけろ。」

一般に、人の頭に悪い考えが浮かぶことは、
体に病気のウィルスが入ってくるよりも悪いことだ。
悪い考えは伝染していく。
そしてそれが行為となり、国の発展に悪影響を与えるのだ。

我々は皆知っている。
祖国を滅ぼした愛国者というものは聞いたことがない。
常に祖国を讃えてきたすばらしい歴史のある愛国者の誇らしい時代、
モンゴルの名前を良いことで世界に知らしめ、
モンゴルの発展に貢献してきた時代を我々は誇りに思い、
記念してきた国民だ。
祖国の発展を妨害した経済学者など聞いたことがない。
現在の状況でモンゴルの利益は発展によって計測できる。
国益とは何かと聞いてすぐに答えられる人は少ないだろう。
国益とは、その国民皆が1つになれる共通の利益を言う。
共通の利益とは何か?モンゴル人の権利、自由を言う。
皆、どこで生まれ、どの党に所属しているかに関係なく、
モンゴル人であれば誰もが望む利益を言う。
モンゴルの独立、発展を言う。これが全てだ。

これを我々は発展で確かなものにするべきだ。
これを経済発展で確かなものにしなければ、基礎が無い。
そのため、建設者を、物事を成し遂げようとしている人々を支援しよう。
物事を成し遂げている人々を恥ずかしがらずに応援しよう。
彼らのために声を上げよう。決断を下すために進もう。

貯蓄が生まれる経済成長こそが良い経済成長である

モンゴルで物事を成し遂げないようにするのはモンゴル人の考えではない。
このような事はモンゴル以外の国の考えであると私は思う。
モンゴルを未開のままにして、弱いままにして、
発展させずにおくのはモンゴル人の心に生じることではないと私は思う。
物事を成し遂げるために仕事をしている人々の心を踏みにじり、
やる気をなくさせる活動はモンゴル人のすることではない。

過去25年の間に、モンゴル人の多くの成功と失敗の数はほぼ同じだった。
しかし今、失敗のほうが多くなろうとしている。
人々の暮らしにこれが見えてきている。
経済成長が何%減った、為替レートが何%下がった、
現在ビジネスをするのに、物を作るのに何が足りないか?
皆も感じているだろう。
このような状態を食い止め、改める時が来ている。
このことに注力しよう。

発展して、時間が進んでいれば、貯蓄が生まれていなければならない。
貯蓄が生まれる経済成長こそが、最も良い経済成長だと私は思う。
家族も、企業も、国民も、貯蓄が生まれるこのような経済成長へ
向かっているなら、これを良い経済と皆が理解できる。

(2)へ続く

原文はこちら


訳:プージェー藤井

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