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モンゴル経済フォーラム2015での大統領基調講演(2) 

モンゴル経済フォーラム2015での大統領基調講演(2)

(1.のつづき)

証券取引所を2015年に世界レベルにしよう

言いたいことはたくさんある。だがここで私は政府に5つのことだけをお願いしたい。
首相も、閣僚も言っている。これは非常に当たり前のことだ。

1.証券取引所の事業を活性化し、国際基準に移行することを望んでいる。
モンゴルで生まれる富が証券取引所を通じて国民の富になって欲しい。
会社も組織も公共の器になって欲しい。
ビジネスはいつも家族の所有物のようになっている。
政治はいつも政党の所有物のようになっている。
政党は派閥の所有物のようになっている。行
政は官僚の所有物のようになっている。
公共のものはどこにある?
ビジネスを公共や国民から遠ざけているから、国民の支持が得られず、
批判を浴びているのだ。
そのためビジネスを本当に成功させたいなら、公共の器にしなさい。
今こそ家族経営、友達・兄弟の枠を飛び越えるときだ。
こうするために、証券取引所を2015年に正しい、世界標準にしようではないか。
いかなる企業もウランバートルの証券取引所に上場して株式を販売するようにしよう。
まずはモンゴル人がこれをする。国内および国外の証券取引所で
株式を販売する「ダブルリスティング」をモンゴルに導入しよう。
企業・工場の富を10人の富ではなく、1万人の作った富にしよう。
全ての富はこのようにできる。
こうすればモンゴル人は共に物事を成し遂げる、稼いだわずかな利益を
膨らませてビジネスを拡大するようになる。
このようなすばらしい機会が我々にはある。
この問題を3,4年前に私は国会本会議で話した。
少しずつ改善していることもある。
しかし今現在を見ると、ほんのわずかに過ぎない。
証券取引所で購入しているほんの一部の株式、差し引かれる項目が明確になっている。
株式に投資をして、株式を売却して、それが明確で分かりやすくなる必要がある。
この作業を行ってほしいと思っている。

2.モンゴルは海を持たない国だ。
モンゴルに来るためには両隣国を通って、飛行機または陸路で来なければならない。
陸上輸送は少し違うかもしれない。
航空輸送の問題を我々は解決する必要がある。
何でもかんでもモンゴルに必要だといって、奪い合いの競争をいつまでするのだ?
20年前に私が首相だったときから変わっていない。
高いガソリンを買わされ続けている。このような状態から抜け出そう。
モンゴルに来るために本当に遠回りしている。
先日ベルリンで行なわれた世界観光博覧会にモンゴルからどうにかして参加した。
この博覧会には180か国の観光大臣、企業が参加した。
ベルリン市の1つの区がモンゴルでいっぱいになった。
ドイツの観光大臣は
「ドイツの300万人以上がモンゴルを訪問したいと登録した。
このうち15万人は今年モンゴルを訪問する」
と言った。

このようなチャンスがあるのだ。
ここで足りない最も大きな問題は航空旅客輸送の問題だ。
この事業に民間企業を参入させ、航空券の料金を値下げさせ、
旅行者がモンゴルに来やすいようにしようではないか。
旅行者を皆で歓迎しようではないか。
外国人を追い出すのはモンゴル人のやることではない。
モンゴル政府のやることではないと言いたい。
心の優しい家庭には人が多く集まると言うではないか。
モンゴル人は他民族と協力してオープンでいたから発展した国民なのだ。
我々は陸の孤島になってはいけない。
昨日、バトウール市長が謝罪した。こ
れは弱いものではなく、強く勇気ある者の行いだ。
「すみません。これはウランバートル市の政策ではありません。
モンゴルの政策ではありません」
と言った。
そして私はこの問題が解決されることを望んでいる。

私が考えている別のことは、モンゴル人はあることで世界一だ。
この世界一は今後も失わないだろう。
何かと言えば、一人当たりの国土の広さだ。
土地よりも大きな財産は世界中で無い。
これを流通させることはできないものか?
選挙が近づくたびに一部の候補者が話す項目になっている。
土地を豊富に持つ国民がどうして豊かに暮らせないものか?
これを国民に分け与えることはできないのか?
ウランバートル市で競売にかけている事業は正しいと私は見ている。

私は土地法の改正案の冒頭に3つのことを記載するように言っている。
1つ目はモンゴル国民だけが土地を所有することができる。
モンゴル国民のみに土地を分配する。2
つ目にモンゴル国民が所有する土地を外国人に売却したり
何らかの形で譲渡した場合、その土地は没収する。
3つ目に外国人、外国企業の土地に関する問題は
別の法律で規定する。
まずはモンゴル国民の土地所有の問題について解決しよう。

このような法律を作って施行すれば、
我々はこの問題を解決することができる。
市街地で0.7ヘクタールという中途半端な数字の土地ではなく、
1ヘクタールを、少し郊外に出れば2ヘクタール、
さらに郊外では3ヘクタールの土地を分配しよう。

自分の土地があれば、そこで行なった小さなことも、
杭1本まで自分の財産になるのだ。
さらにそこで育てた野菜や木も自分の財産になるのだ。
この問題を私は2015年に解決したい。
選挙の年に行なわれる経済フォーラムの時には
この問題を議論して立ち止まりたくないのだ。
もう一度言おう。
土地の問題はモンゴル国民だけに関して議論しよう。
その他の問題を別の法律で規定しよう。
これは非常に大きなチャンスだ。

3.調達の問題である。
私はつい先日製造者と面談していた際、彼らはこの問題を取り上げていた。
彼らは
「モンゴルでその製品を作っている業者の間で競争をさせてほしい。
その競争は透明で公正なものであるべきだ。
そして1年間の調達契約ではなく、本当に信頼できる製品なら
最低でも3年間の調達契約を結んで欲しい」
と言っていた。

確かにそうあるべきだと思う。
1年間の契約の後、別の部長が就任すると変えられてしまうのではなく、
少なくとも3年間~5年間は確実に、政府にこのような製品を納入する。
そうすれば5年間の契約価格で政府に納入でき、その企業は自立することができる。

モンゴルの政府やそこで働く調達部署の全ての人に必要なことは、モンゴルに必要なのだ。
だから全ての国で行なっている全てのビジネスをモンゴルで行なうことができるだろう。
モンゴル企業、モンゴルメーカーの中でこの問題を解決する必要がある。
我々は会って議論していく中で良い考えが出てくる。
私は製造業者に会ったことで、製造を支援する大統領令を出すと約束した。

4.先日我々は産業省を設立した。
これまで25年間の歴史の中で、このような名称の独立した省は無かった。
新政権樹立の際、私自身が
「サイハンビレグ首相よ。仕事をしているどんな人からも何か1つのことが出てくる。
だから君の政権では産業省を設立し、モンゴルで製造者を支援する政策を作り、
その政策を具体的に実施するべきだ」
と言った。
しかし産業省は製造者の足を引っ張るのではなく、
支援して欲しいと願っている。
一部の行政機関は無い方が良い場合もある。
無いよりもあることで却って状況を悪化させる場合もある。
これを最初から警告しているので正しく進むだろうと思う。
製造者をどのように支援するか、国会と政府は今回のフォーラムで
統一することを期待したい。
製造者を支援する方針で現在実施することが可能な大統領令を出した。

「大統領ではこう言っている。これを実施しろ」と公共で要求していく必要がある。
報道で要求する必要がある。
法に沿って出された大統領令は法と同様に遵守されるという憲法の原則がある。
法律は短く、明確な状態で出されている。
この事業を行ってほしいと思っている。これは4つ目。

5.経済危機といわれている。
私が考えるにこれは病気ではないので回復する。
我々はこれを乗り越えることができる。
自信を持つ必要がある。
不治の病にかかったのではない。
周期的な課題に直面しているのだ。
モンゴル人だからそうなっているのではない。
世界中のあちこちの国でこのような経済危機に直面している。
皆でここからどのように脱出するのか、どのようにこの問題を解決するのかを
話し合っている。
その中で、我々モンゴル人はオープンに、いろいろな面から、
包み隠さず議論出来ているのは我々の強みだ。

この困難なときに、出てきて働いている人々や政府のリーダー、
閣僚を見ていると、行なったことはどちらも似ている。
一つは新しいビジネス、スタートアップと呼ばれる新技術に基き
新しく生まれる将来性のあるビジネスを、最優先で支援した。
すでにある大きなビジネスを自分の資産を担保に、条件を課してすぐに支援する。
「君はここに雇用を生み出すのだ。
外国で工場を建設したものを国内に戻しなさい。
ここに工場を作りなさい。ここで付加価値を生み出しなさい」
という状態で支持している。
それゆえ、始まろうとしているビジネスをモンゴルで支援する必要がある。

(3.へ続く)



訳:プージェー藤井

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