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モンゴル経済フォーラム2015での大統領基調講演(4) 

(前回の続き)

一人で目立ってもうまく行かないことはモンゴルのこれまでの選択から分かる
批判の声をあげる人は多くいるが、解決策を提案する人は少ない。
勇気ある彼らの後に続く人は少ない。
私は段階を書き出してみた。
少なくとも6つの段階がある。
人は最初に間違いを見つけると批判し、抵抗する。
2つ目に解決策を探す。
3つ目に解決策を見つける。
4つ目に解決策を紙の上に書き出し、計画する。
5つ目に実行する。
6つ目にそれを監査し後から確認する。
まさにこのような手順で考えてみたのか?
私達は最初の段階で躓いて転んでいるのだ。
この政治がうまく行かないのなら、それを取り出して、見せて、
改革する制度を持ってきなさい。
それを解決する権限のあるところに解決させなさい。
一人で叫んでいるだけでは解決しないことは、このことからも見て取れる。
そもそも一人で目立ってもうまく行かないことは、
モンゴルのこれまでの選択から見て取れる。
少なくとも200-300人、さらに2,000-3,000人の人々の支持を得て、
それによって物事を解決するべきだ。

私は未来遺産基金法という法案を提出した。
国会で審議して欲しいと思っている。
国会議員選挙になり次の国会が始まる前に成立して欲しい2,3本の法律がある。
政党に関して、政党資金に関して、政治基金に関して解決するべきだ。
法律を作っていると何年も言われてきたが、実際には文書化された法律はない。
そしてこの提案を私は自分で作ろうとしている。

政党を、人々をかなり見た。
本当に具体的成果が上がってこない。
25年間政党に関して経験した失敗、成功を見ると、
多くの問題を非常にうまく調整した法律を出すことができると思う。
これについて作業部会を作って法案を作らせている。
意見のある人がいれば、参加しても良い。
新しい国会ができてから政党法を審議しようとすれば、
所属が変わってしまった、議席配分が変わってしまったなどと言って、
議論をすりかえるので、今がチャンスだ。

これと全く同じように、公務員の問題をこのように解決する必要がある。
公務員に関する非常に多くの問題、非常に重要な問題がある。
行政法案を私は提出した。
行政裁判所を設立したのに、裁判所が従うべき法律を(国会は)出さずにいる。
交通警察を任命したのに道路交通法を成立させていないのと同じだ。
これを私は行政を正すと呼んでいるのだ。
私はこれを仕事をさせる、解決させると呼んでいる。
発展の目標、実行、監査などの法律を作るよう命じた。
国会は何人が今書いていると嘘を言って座っている。
この法律をモンゴルの経営者は出して欲しいと待っている。
それに基き書く必要がある。

各政党は選挙になると選挙公約を、まさにこの目標に関連して作る。
監査機関、公共はこれを監査すると。
もしこれに違反したら選挙管理委員会がその政党を登録受付しないと言えば、
皆従う。
皆が受け入れられるような、モンゴルに必要な目標を掲げる必要がある。

我々は計画経済、その次に市場経済を経験した。
今は開発目標のある、政策のある、マネジメントに入る時期が来ている。
現在、モンゴルの従業員1人が1日に生産している価値は平均5ドルである。
世界で最も生産性の高い国の従業員は1日平均60-90ドル、
中ぐらいの国は30-60ドルの生産性がある。
モンゴルで従業員1人あたりの生産性を30ドルに目標設定する必要がある。
行政政策、行政効率なども出してみたい。
モンゴルの行政政策、行政効率は最も高水準の国の4分の1でしかない。
最高水準の国は100-120、中程度の国は80-100である。
モンゴルでは現在35しかない。
どこに行っているか見てみよう。
皆さんはこれについて話すだろう。
私が話しているこのような法律が可決され、
このような項目を実施する必要があるというのは、数値、測定、
国際基準から出てきているのだ。

1つ良いニュースがある。
2014年に設立された新企業の95%は鉱山以外のビジネスである。
その80%近くは技術分野の企業である。
私はこれをモンゴルの未来だと見ている。
実際コンピュータプログラムを用いて、家にいながら品質の良い
紙おむつを持ってきて母親たちに売っている母親、
良質の粉ミルクを売っている人は良いビジネスを行なっている。

現在彼らはビジネスを登録し、支援を得る必要がある。
支援する必要がある。
80%はこのようなビジネスになっている。
これは良いニュースだ。これはすばらしいニュースだ。
モンゴルにはこのような未来がある。
このような若者がいる。
このように発展するチャンスがある国だということを見せているニュースだ。

春の日に良く働けば年を越せるという。
それゆえに、このフォーラムを春に開催すると思っている。
私はいくつかよいニュースをお聞かせしよう。
我々は日本とEPAを締結した。
日本市場へモンゴルで製造した製品を輸出することが可能になった。
モンゴルで行なっている新しいアイデア、新製品を作る際に、
日本が技術・設備を支援し、日本のEPA網を使って
世界中の国に販売することが可能である。
このためにモンゴルの政策は進んでいる。
先日国会議長が日本訪問の際に、この政策を日本の国会で承認を得る
ことについて話し合ってきた。
なぜ日本に首相、大統領、議長が立て続けに訪問したのかと一部の人は批判する。
この方向で成果が出て、仕事が進んでいるから訪問しているのだ。
訪問は事前に予定されているから訪問しているのだ。
勝手に用も無いのに訪問しているのではない。
モンゴルと日本の関係に具体的項目が見えている。
この後ろに非常に多くのビジネスが立ち上がる。
工場は多くのものを供給できると思う。
技術・設備を交換し、協力し、大きな工場にモンゴル人が多くのものを
供給できると計画している。
私は2年前モンゴルで電力不足になっていることを話していた。
皆さんも良く知っていると思うが、バガノールで700MWの発電所を建設しようとしている。
先日私はエルデネバト産業大臣とあって話したら、2015年に稼動するそうだ。
ブールルジュート発電所は300MWで建設開始する。
今後出力を拡大し600MWにする予定だそうだ。
これを解決すれば、民間企業は投資を行い資金問題を解決できる。
またエグ川水力発電所の資金調達は完全に解決され、
工事が始まろうとしている。これは良いニュースだ。
また、道路・インフラの問題がある。
民主党の執行委員会で全国21県を国際規格の舗装道路で接続しようと
10年ほど前に話していた。
今、具体的な効果が出て6県を残すのみとなり、それらの県にも工事を進めている。
2015-2016年にこれらの県を接続する目標を掲げて資金問題を解決して
政府は進めている。
道路の完成によって多くの仕事が生まれ、国家建設が進み、
多くの資金が節約される。
現在、この建設された道路で注意しなければならないのは、
まず第1に安全性、第2に補修である。
これらの問題を放置せずに注意する必要がある。
これら2つを忘れたら、今年建設した道路も来年には壊れてしまうだろう。
現在建設中の道路にもこれを厳重に注意する必要がある。

ボグド山を迂回して新空港から市内を結ぶ高速道路の工事が始まろうとしている。
さらにエルデネット-オボート方面の570kmの鉄道の問題もある。
ロシアへつながる新しい国境鉄道ができるこの大きな工事は
コンセッション契約の問題が解決すれば開始することができる。

モンゴルの航空輸送に関しては、アジアとヨーロッパを結ぶ
結節点となるチャンスが開かれている。
これを完全に解決し、チャンスにしよう。
2015年にモンゴル上空を通過する航空機の量が3倍に増えている。
理由は航空管制ナビゲーション設備を更新し、安全性を向上したからだ。
以前は90kmの間隔で航空機が飛んでいたが、今は30kmの間隔でも
飛べるように改善された飛行機がモンゴルに離着陸し、
アジア大陸から運んだ荷物をモンゴルに降ろし、
欧州から来た飛行機が荷物や燃料を積んで運ぶ経済的節約を行い、
誰もが利益のあるようになれば、この分野はモンゴル経済に大きく貢献する。
この解決策について私は11年前に「去るか?残るか?」という講演で述べていた。
これが具体化してきている。
このように良いニュースもたくさんある。具体化してきている。

ウランバートル市の大気汚染問題を完全に解決する方法は液化ガスである。
それを解決するためにガス化工場をインフラと共に建設する工事が始まっている。
資金調達を政府で解決している。
これは良いニュースだ。
最良の解決策はガスによって燃料問題を解決することだ。
さらにごみ焼却場2箇所が建設される。
この問題は市長から説明されるだろう。
全国で2015年に計93校を建設する予算が解決され、工
事が始まっている。これは大きな数字だ。
建設業およびこれらの分野に供給する企業には大きなチャンスだ。
また、オユトルゴイの懸案事項が解決されようとしている。
タワントルゴイの問題が解決される可能性が増えている。
これを私はモンゴルのために述べている。
誰か特定の人を支援して、もしくは誰か特定の人に
反対して述べているのでは全く無い。

現在、モンゴルには資金が必要だ。
ナラントール市場で商品を売っていた人がこれまでは
1週間で売り切っていたものが、1ヶ月経っても売れない。
資金が必要だ、投資が必要だ、モンゴルでビジネスを
動かしてくれと言って市場に立っている。

8%の住宅ローンを受けたものの、解雇された、
解雇されていなくても給料が遅配の若者は
皆これを述べている。
とにかく仕事をして、この事業を少しでも前に進めて欲しい。
このニュースには前向きなニュースになるだろうと思う。

やめるべきことはきっぱりとやめる必要がある。
我々には格好の例がある。
選挙で現金をばらまく公約をやめると決めてやめることができたのだ。
我々は以前の過ちを正しすことができる。
しかし今また過ちを繰り返そうと一部の人が話している。
彼らに言いたい。
「残念ながら私達は以前過ちを犯した。
その後過ちを正して法律に盛り込んだ。
急速に発展する国や民族は過ちを繰り返さない。
76人の議員を全て小選挙区から選出するのは間違いだと皆で判断してやめた。
今また同じ過ちを繰り返す必要はない。
再び小選挙区に戻そうとすることは私個人は間違っていると思っている。
政治問題化してお互いに足を引っ張る時代を我々は過ちだと見ているのだから、
直ちにやめて前に進む必要がある。
やめるための唯一の道は、これを法律化することだ。

今私達は責任ある、自律的、創造的、友好的という面で差別化するべき

さらに、モンゴルの印象、イメージを回復する必要がある。
何につけても「モンゴルは民主主義の国です」、「モンゴルは開かれた国です」
だけでは通用しない。
これからは責任ある、自律的、創造的、友好的とう面で他の国よりも抜きん出る必要がある。
そうすることでモンゴルは発展する。
こうすることでモンゴルの印象、イメージを回復する必要がある。

仲間割れというものは、無為にする人の燃料、それを煽る人の燃料だ。
モンゴル人を仲間割れさせて、分裂させ、無力化し、低迷させようとしている人々の
燃料になってはいけない。
それらに飲み込まれてはいけない。
飲み込まれないために今日、我々は集まって話し合いをしている。
今日の経済フォーラムのメインテーマである相互信頼について話し合っている。
これから良い項目を法律化して発展するチャンスがある。
皆で力を合わせて一つの目標のために努力する必要がある。
1989年以降我々は多くの困難に直面し、克服してきた。
皆も良く覚えているだろう。
この問題はもう解決が無理だとあきらめそうになり、間違った道に入りそうになったとき、
モンゴル人は協力していろいろな面から話し合い、最良の道を選択し、
困難を乗り越えてきた。
今よりももっと困難な時代を乗り越えてきた。
皆で話し合って解決してきた。
我々の祖先も数々の困難に直面してきた。
我々の時代は新しい時代だ。
世界は大きく変わった。
以前の困難よりも違う種類の困難になっている。
しかし慌てることはない。我々は困難を克服できる。
モンゴル人の力がここに集まっている。ここで皆が話し合うのだ。
皆で相談して決めれば間違いない。
話し合えば解決策が見つかる。
私は冒頭皆さんに述べた。
経済が悪化しても、モンゴルの経済は病気ではない。
この経済危機を我々は皆で、国民の力で、皆の支援で乗り越えることができる。
ここで話し合われる良い知恵、解決策をよくまとめて提出する必要がある。
全ての人の意見を漏らさずまとめて、首都、県、区、郡、村、議会全てに、
さらにモンゴルの発展のために注力している全ての人に届け、
ここで話し合われた2日間の会議の議事録を彼らに届け、
全てのモンゴル人が話し合い、いろいろな面から検討し、経済危機を皆で乗り越えよう。

皆の成功を祈る。

原文はこちら



訳:プージェー藤井

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