スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

モンゴル経済フォーラム2015での大統領基調講演(4) 

(前回の続き)

一人で目立ってもうまく行かないことはモンゴルのこれまでの選択から分かる
批判の声をあげる人は多くいるが、解決策を提案する人は少ない。
勇気ある彼らの後に続く人は少ない。
私は段階を書き出してみた。
少なくとも6つの段階がある。
人は最初に間違いを見つけると批判し、抵抗する。
2つ目に解決策を探す。
3つ目に解決策を見つける。
4つ目に解決策を紙の上に書き出し、計画する。
5つ目に実行する。
6つ目にそれを監査し後から確認する。
まさにこのような手順で考えてみたのか?
私達は最初の段階で躓いて転んでいるのだ。
この政治がうまく行かないのなら、それを取り出して、見せて、
改革する制度を持ってきなさい。
それを解決する権限のあるところに解決させなさい。
一人で叫んでいるだけでは解決しないことは、このことからも見て取れる。
そもそも一人で目立ってもうまく行かないことは、
モンゴルのこれまでの選択から見て取れる。
少なくとも200-300人、さらに2,000-3,000人の人々の支持を得て、
それによって物事を解決するべきだ。

私は未来遺産基金法という法案を提出した。
国会で審議して欲しいと思っている。
国会議員選挙になり次の国会が始まる前に成立して欲しい2,3本の法律がある。
政党に関して、政党資金に関して、政治基金に関して解決するべきだ。
法律を作っていると何年も言われてきたが、実際には文書化された法律はない。
そしてこの提案を私は自分で作ろうとしている。

政党を、人々をかなり見た。
本当に具体的成果が上がってこない。
25年間政党に関して経験した失敗、成功を見ると、
多くの問題を非常にうまく調整した法律を出すことができると思う。
これについて作業部会を作って法案を作らせている。
意見のある人がいれば、参加しても良い。
新しい国会ができてから政党法を審議しようとすれば、
所属が変わってしまった、議席配分が変わってしまったなどと言って、
議論をすりかえるので、今がチャンスだ。

これと全く同じように、公務員の問題をこのように解決する必要がある。
公務員に関する非常に多くの問題、非常に重要な問題がある。
行政法案を私は提出した。
行政裁判所を設立したのに、裁判所が従うべき法律を(国会は)出さずにいる。
交通警察を任命したのに道路交通法を成立させていないのと同じだ。
これを私は行政を正すと呼んでいるのだ。
私はこれを仕事をさせる、解決させると呼んでいる。
発展の目標、実行、監査などの法律を作るよう命じた。
国会は何人が今書いていると嘘を言って座っている。
この法律をモンゴルの経営者は出して欲しいと待っている。
それに基き書く必要がある。

各政党は選挙になると選挙公約を、まさにこの目標に関連して作る。
監査機関、公共はこれを監査すると。
もしこれに違反したら選挙管理委員会がその政党を登録受付しないと言えば、
皆従う。
皆が受け入れられるような、モンゴルに必要な目標を掲げる必要がある。

我々は計画経済、その次に市場経済を経験した。
今は開発目標のある、政策のある、マネジメントに入る時期が来ている。
現在、モンゴルの従業員1人が1日に生産している価値は平均5ドルである。
世界で最も生産性の高い国の従業員は1日平均60-90ドル、
中ぐらいの国は30-60ドルの生産性がある。
モンゴルで従業員1人あたりの生産性を30ドルに目標設定する必要がある。
行政政策、行政効率なども出してみたい。
モンゴルの行政政策、行政効率は最も高水準の国の4分の1でしかない。
最高水準の国は100-120、中程度の国は80-100である。
モンゴルでは現在35しかない。
どこに行っているか見てみよう。
皆さんはこれについて話すだろう。
私が話しているこのような法律が可決され、
このような項目を実施する必要があるというのは、数値、測定、
国際基準から出てきているのだ。

1つ良いニュースがある。
2014年に設立された新企業の95%は鉱山以外のビジネスである。
その80%近くは技術分野の企業である。
私はこれをモンゴルの未来だと見ている。
実際コンピュータプログラムを用いて、家にいながら品質の良い
紙おむつを持ってきて母親たちに売っている母親、
良質の粉ミルクを売っている人は良いビジネスを行なっている。

現在彼らはビジネスを登録し、支援を得る必要がある。
支援する必要がある。
80%はこのようなビジネスになっている。
これは良いニュースだ。これはすばらしいニュースだ。
モンゴルにはこのような未来がある。
このような若者がいる。
このように発展するチャンスがある国だということを見せているニュースだ。

春の日に良く働けば年を越せるという。
それゆえに、このフォーラムを春に開催すると思っている。
私はいくつかよいニュースをお聞かせしよう。
我々は日本とEPAを締結した。
日本市場へモンゴルで製造した製品を輸出することが可能になった。
モンゴルで行なっている新しいアイデア、新製品を作る際に、
日本が技術・設備を支援し、日本のEPA網を使って
世界中の国に販売することが可能である。
このためにモンゴルの政策は進んでいる。
先日国会議長が日本訪問の際に、この政策を日本の国会で承認を得る
ことについて話し合ってきた。
なぜ日本に首相、大統領、議長が立て続けに訪問したのかと一部の人は批判する。
この方向で成果が出て、仕事が進んでいるから訪問しているのだ。
訪問は事前に予定されているから訪問しているのだ。
勝手に用も無いのに訪問しているのではない。
モンゴルと日本の関係に具体的項目が見えている。
この後ろに非常に多くのビジネスが立ち上がる。
工場は多くのものを供給できると思う。
技術・設備を交換し、協力し、大きな工場にモンゴル人が多くのものを
供給できると計画している。
私は2年前モンゴルで電力不足になっていることを話していた。
皆さんも良く知っていると思うが、バガノールで700MWの発電所を建設しようとしている。
先日私はエルデネバト産業大臣とあって話したら、2015年に稼動するそうだ。
ブールルジュート発電所は300MWで建設開始する。
今後出力を拡大し600MWにする予定だそうだ。
これを解決すれば、民間企業は投資を行い資金問題を解決できる。
またエグ川水力発電所の資金調達は完全に解決され、
工事が始まろうとしている。これは良いニュースだ。
また、道路・インフラの問題がある。
民主党の執行委員会で全国21県を国際規格の舗装道路で接続しようと
10年ほど前に話していた。
今、具体的な効果が出て6県を残すのみとなり、それらの県にも工事を進めている。
2015-2016年にこれらの県を接続する目標を掲げて資金問題を解決して
政府は進めている。
道路の完成によって多くの仕事が生まれ、国家建設が進み、
多くの資金が節約される。
現在、この建設された道路で注意しなければならないのは、
まず第1に安全性、第2に補修である。
これらの問題を放置せずに注意する必要がある。
これら2つを忘れたら、今年建設した道路も来年には壊れてしまうだろう。
現在建設中の道路にもこれを厳重に注意する必要がある。

ボグド山を迂回して新空港から市内を結ぶ高速道路の工事が始まろうとしている。
さらにエルデネット-オボート方面の570kmの鉄道の問題もある。
ロシアへつながる新しい国境鉄道ができるこの大きな工事は
コンセッション契約の問題が解決すれば開始することができる。

モンゴルの航空輸送に関しては、アジアとヨーロッパを結ぶ
結節点となるチャンスが開かれている。
これを完全に解決し、チャンスにしよう。
2015年にモンゴル上空を通過する航空機の量が3倍に増えている。
理由は航空管制ナビゲーション設備を更新し、安全性を向上したからだ。
以前は90kmの間隔で航空機が飛んでいたが、今は30kmの間隔でも
飛べるように改善された飛行機がモンゴルに離着陸し、
アジア大陸から運んだ荷物をモンゴルに降ろし、
欧州から来た飛行機が荷物や燃料を積んで運ぶ経済的節約を行い、
誰もが利益のあるようになれば、この分野はモンゴル経済に大きく貢献する。
この解決策について私は11年前に「去るか?残るか?」という講演で述べていた。
これが具体化してきている。
このように良いニュースもたくさんある。具体化してきている。

ウランバートル市の大気汚染問題を完全に解決する方法は液化ガスである。
それを解決するためにガス化工場をインフラと共に建設する工事が始まっている。
資金調達を政府で解決している。
これは良いニュースだ。
最良の解決策はガスによって燃料問題を解決することだ。
さらにごみ焼却場2箇所が建設される。
この問題は市長から説明されるだろう。
全国で2015年に計93校を建設する予算が解決され、工
事が始まっている。これは大きな数字だ。
建設業およびこれらの分野に供給する企業には大きなチャンスだ。
また、オユトルゴイの懸案事項が解決されようとしている。
タワントルゴイの問題が解決される可能性が増えている。
これを私はモンゴルのために述べている。
誰か特定の人を支援して、もしくは誰か特定の人に
反対して述べているのでは全く無い。

現在、モンゴルには資金が必要だ。
ナラントール市場で商品を売っていた人がこれまでは
1週間で売り切っていたものが、1ヶ月経っても売れない。
資金が必要だ、投資が必要だ、モンゴルでビジネスを
動かしてくれと言って市場に立っている。

8%の住宅ローンを受けたものの、解雇された、
解雇されていなくても給料が遅配の若者は
皆これを述べている。
とにかく仕事をして、この事業を少しでも前に進めて欲しい。
このニュースには前向きなニュースになるだろうと思う。

やめるべきことはきっぱりとやめる必要がある。
我々には格好の例がある。
選挙で現金をばらまく公約をやめると決めてやめることができたのだ。
我々は以前の過ちを正しすことができる。
しかし今また過ちを繰り返そうと一部の人が話している。
彼らに言いたい。
「残念ながら私達は以前過ちを犯した。
その後過ちを正して法律に盛り込んだ。
急速に発展する国や民族は過ちを繰り返さない。
76人の議員を全て小選挙区から選出するのは間違いだと皆で判断してやめた。
今また同じ過ちを繰り返す必要はない。
再び小選挙区に戻そうとすることは私個人は間違っていると思っている。
政治問題化してお互いに足を引っ張る時代を我々は過ちだと見ているのだから、
直ちにやめて前に進む必要がある。
やめるための唯一の道は、これを法律化することだ。

今私達は責任ある、自律的、創造的、友好的という面で差別化するべき

さらに、モンゴルの印象、イメージを回復する必要がある。
何につけても「モンゴルは民主主義の国です」、「モンゴルは開かれた国です」
だけでは通用しない。
これからは責任ある、自律的、創造的、友好的とう面で他の国よりも抜きん出る必要がある。
そうすることでモンゴルは発展する。
こうすることでモンゴルの印象、イメージを回復する必要がある。

仲間割れというものは、無為にする人の燃料、それを煽る人の燃料だ。
モンゴル人を仲間割れさせて、分裂させ、無力化し、低迷させようとしている人々の
燃料になってはいけない。
それらに飲み込まれてはいけない。
飲み込まれないために今日、我々は集まって話し合いをしている。
今日の経済フォーラムのメインテーマである相互信頼について話し合っている。
これから良い項目を法律化して発展するチャンスがある。
皆で力を合わせて一つの目標のために努力する必要がある。
1989年以降我々は多くの困難に直面し、克服してきた。
皆も良く覚えているだろう。
この問題はもう解決が無理だとあきらめそうになり、間違った道に入りそうになったとき、
モンゴル人は協力していろいろな面から話し合い、最良の道を選択し、
困難を乗り越えてきた。
今よりももっと困難な時代を乗り越えてきた。
皆で話し合って解決してきた。
我々の祖先も数々の困難に直面してきた。
我々の時代は新しい時代だ。
世界は大きく変わった。
以前の困難よりも違う種類の困難になっている。
しかし慌てることはない。我々は困難を克服できる。
モンゴル人の力がここに集まっている。ここで皆が話し合うのだ。
皆で相談して決めれば間違いない。
話し合えば解決策が見つかる。
私は冒頭皆さんに述べた。
経済が悪化しても、モンゴルの経済は病気ではない。
この経済危機を我々は皆で、国民の力で、皆の支援で乗り越えることができる。
ここで話し合われる良い知恵、解決策をよくまとめて提出する必要がある。
全ての人の意見を漏らさずまとめて、首都、県、区、郡、村、議会全てに、
さらにモンゴルの発展のために注力している全ての人に届け、
ここで話し合われた2日間の会議の議事録を彼らに届け、
全てのモンゴル人が話し合い、いろいろな面から検討し、経済危機を皆で乗り越えよう。

皆の成功を祈る。

原文はこちら



訳:プージェー藤井

この記事が役に立った方は
↓こちらを各1回↓クリックお願いします。
にほんブログ村 海外生活ブログ モンゴル情報へ
人気ブログランキングへ

皆様の応援が力になります!

モンゴル経済フォーラム2015での大統領基調講演(3) 

前回の続き

新技術のおかげでチャンスは無限になった。資源も無限になった。

このような誤解が一部に生まれた。
モンゴル人は資源を持っている。
埋蔵量も大きいのだから一部の投資家を追い出しても、
また別の投資家が入ってくるだろうと思っていた。
しかし、時代は変わってしまった。
時代を読み間違えた人々の考えのままになっている。
一部の政治家は、モンゴルには資源があるのだからまた投資家は戻ってくると言っていた。
そのような話には将来性が無い。
押し出すほどに入ろうとし、殴るたびに好きになり、
追い出すたびに戻ってこようとすると思っている。
こんなことはありえない。
資源やチャンスが有限だった時代にはそうだったかもしれない。
しかし今は新しい技術のおかげでチャンスは無限になった。
資源も無限になった。

先日国会議長が日本を訪問した際に「水素自動車に乗った」と私に報告した。
水素はこの世界で最もたくさんある物質だ。
それをどこからも出すことができる。単に価格の問題だった。
それをほぼ解決している。

こうなると、「わが国には石油がある、このような資源がある」と
君がどれだけ立ち上がって叫ぼうが、数年後には必要なくなる時代が来る。

我々は非常に大きな石炭があると言ってその上に胡坐をかいていたら、
5年10年、50年後にはどうなっているだろうか?
我々だけに石炭があるからモンゴルに来てくれるということはない。
この状態はモンゴル人にもそのような新しいチャンスがあることを見せている。

今、普通の生徒が家で昔の通行手形の形をした本のしおりを作って
Ebayというインターネットサイトで販売し、何百ドルも手にした。
考えて見なさい。
1993年に大統領選挙に立候補していた人が
「モンゴルの全世帯が工場になる」と言っていた。
そのときには夢のような話だった。
しかし、今は何かアイデアが浮かんでチャレンジすれば、
子供でもできるような時代になった。

30年前に10億ドル分の製品を販売するためには、おそらくテレビで
10億人に見せる必要があったが、今は自宅に居ながら作った製品を
インターネットで広告して30万人に直接宣伝できる。
そのうちおそらく300人は興味を持って購入するかもしれない。
このようなすばらしいチャンスがあるのだ。
これこそ、注目すべきだ。
このようなビジネスを支援する必要がある。
ただ審査だけをしなさい。
モンゴルにあるチャンスを利用して物を作りなさい。
もし君がこれを外国に売っているなら、それをいくらで売っているかは
関係なく、君を支援する。
君はこれをいくつ製造できる?
重要なのは、このアイデアを知的財産として登録し、
国民皆が特許登録するようにならなければならない。
「この商品はモンゴルで特許を申請しています。買うなら売ってあげます」
と言えるようにならなければならない。
それ自体で物を作ることができなくても、知的財産を売ろうではないか。

モンゴルのラクダのミルクから糖尿病を非常に簡単に治療できる。
世界中で3人に1人がこの病気にかかっているか、症状が出ている。
他の場所が作ってパテント、知的財産権を取ってしまった人も居る。
ラクダがなぜ糖尿病にかからないかを調べていたのだ。
水を少ししか飲まない、いつも塩分の高いものを食べていて、
一番先に糖尿病になりそうな生き物はラクダだ。
それなのに、ミルクの成分に治療する成分があるのだ。
フタコブラクダはモンゴルに最も多く生息する。
私は先日ツァガンサルに多くのラクダをもつ家庭を訪問した。
問題を非常に簡単に解決している。
そのようなビジネスを支援しようではないか。
そのようなスタートを支援しようではないか。
馬の骨から人の骨粗しょう症を予防するエキスができた。
薬を作る必要はない。
最初はエキスやサプリメントでいいのだ。
これをモンゴル政府は支援すべきだ。
私は個人的にはチンギス債の残りの7,000億トゥグルクは
これを支援する決定を出すように言いたい。

他の発展途上国ではスタートアップ企業を登録させる。
それらを必ずしも行政が登録する必要はない。
もしそうするならまた1つ役所を設立するだろうから
行政ではなく、単に民間企業が登録する。
フェイスブックでページを開くだけでもいい。
ツイッターのアカウントを開くだけでもいい。
もし支援して欲しい企業があれば、私は真っ先に
そのような企業を訪問する。
私はそのようなフェイスブックを真っ先に支援する。
一部の人は私にあちこちに来て欲しいと招待しているそうだ。
必要なものには私は呼ばれなくても訪問する。
必要なものには私は支援は要らないといわれても支援する。

先ほど私の述べた技術的解決策が見つかった。
製造をする際に会社、企業、行政に見て欲しい、
あなたに見て欲しい、国民に見せよう。
もしあなたが自社製品を広告したい場合、大統領府に連絡しなさい。
ツァガーン長官が今ここに座っている。
私は真っ先に訪問する。そこの人たちと一緒にお茶を飲み、話し合う。
大統領府に戻ってきて、
「あそこにはこのようなすばらしいアイデアがある。仕事がある。支援しなさい」
と言う。
これこそが、現在直面している経済危機を脱する1つの方法なのではないかと私は思っている。

自由には国民を喜ばせるという目標は無かった。民主化も同じ

民主主義移行後25周年を迎えるが、
「皆の望んだ社会を作ることができたか?」と質問する。

自由には国民を喜ばせるという目標は無かった。
民主化も同じだ。
B.ハグワスレン氏が先日テレビで非常に適切なことを述べていた。
「この自由というものは、私に何かをしろと言って渡されたものではないだろう。
私に自分で自分の人生を切り開いていけと渡されたものだと思う」
正鵠を射ていた。
まさにそのようにして自由を得たのだよ。
そのようなチャンスなのだよ。
それなのに、ある者は外に出てデモを叫び、ある者はハンガーストライキをする。
このような状態で問題を解決することはできない。絶対にだ。

人類が他と違うのはこのためだ。今は皆が力を合わせて物事を成し遂げるときだ。
叫んだり、批判する人は多い。
最近、テレビで批判を聞くのに国民は飽き飽きしている。
すぐにチャンネルを変えてしまう。
人によっては怒りながらチャンネルを変えている。

新しいビジネス、新しい決定を出して
「モンゴルの発展の目標はこのようであるべきだ。これを法律にしてください」
と私に法律の案を持ってきたビジネスマンは一人もいない。
「あなたたちはたくさん批判をし、多くのことを話すが、1つでも解決策を持ってきなさい」
と私は去年話していた。
「政府は無責任だ」と言ってたくさん叫ぶ。
しかし誰も私のところに行政責任に関する法案を持って来なかった。
私はこれを自分で作成し、上は大統領から下は郡議会議員まで、
県知事まで、国会議員までどのような責任を取るべきかを法案にして国会に提出した。
問題は政治の中にある。
政治家が責任を負わなくなったからである。
責任を負わないなら民主主義社会自身の意味が失われる。
その意味でモンゴルで民主主義の意味が失われた。
だから責任を取り戻そう。
大統領を、国会議員を、選挙で選ばれた人を国民がリコールできるようにしよう。
道義的責任、政治的責任とは何なのか?
悪いことをしている大臣、首長らを退場させようとしても、
出口を法案として文書化して持って来ていないのだ。
私は何度も言ってきた。
選ばれるか、刑務所に入るかというこのような両極端の制度をやめようと。
中間の過ちを犯せば謝罪して辞職する、この出口を法律化しようとしているのだ。

道義的責任とは何か?政治的責任とは何か?
そのような責任を負うなら何を失うのか?
責任を取らずにその職に留まり続けているなら、
政治に戻ってくる扉をどのように閉めるのか?
これらを法律で定めよう。
それでこの法案を提出した。
国会は春期国会で真っ先にこれを審議するべきだ。
そうすればモンゴルの政府に責任感が出てくる。
モンゴル国は約束したことを守るようになる。
モンゴルの政治家、政策決定者が責任を持つようになる。
ひいてはこれが投資を回復し、国民からの相互信頼をも回復することになる。
連立与党の人々の信頼をも回復することに役立つ。
私はこの仕事を進めようと思っている。

パブリックコメント法はビジネス分野を制約し、阻害し、
うまく行かないと言っている。
そのうまく行かない項目を国会で、委員会で、国民に公開の場で
生放送で説明する必要がある。
それをパブリックコメント法で解決するべきだ。
私はそれを発案して提出した。
郡でも県でも国会でも議論しなさい。その権利を行使しなさい。
その上で、嘘をついたなら、無責任な行為をしたなら、
無責任な行為が確認されたら、その者の責任を直ちに問いなさい。
まず解任しなさい。
私は自らの行いでこれを見せる必要がある。
来週金曜日に私は国会で報告するよう国会議長に申請書を出した。
「何年も書類を提出した。今は審議しなさい。国民も審議を望んでいる。
私は国会に行き、大統領としてこれまでに何を行なったか、
今後何をしようと考えているかを話します」
と言った。
国会議長は了承した。
来週金曜日に先ほど私が話したように、
皆さんにお見せすることができると思う。
ここから始めよう。このことを法律にしよう。

(4.へ続く)



訳:プージェー藤井

ラクダのミルクが糖尿病に効くというのは初めて知りました。

この記事が役に立った方は
↓こちらを各1回↓クリックお願いします。
にほんブログ村 海外生活ブログ モンゴル情報へ
人気ブログランキングへ

皆様の応援が力になります!

モンゴル経済フォーラム2015での大統領基調講演(2) 

モンゴル経済フォーラム2015での大統領基調講演(2)

(1.のつづき)

証券取引所を2015年に世界レベルにしよう

言いたいことはたくさんある。だがここで私は政府に5つのことだけをお願いしたい。
首相も、閣僚も言っている。これは非常に当たり前のことだ。

1.証券取引所の事業を活性化し、国際基準に移行することを望んでいる。
モンゴルで生まれる富が証券取引所を通じて国民の富になって欲しい。
会社も組織も公共の器になって欲しい。
ビジネスはいつも家族の所有物のようになっている。
政治はいつも政党の所有物のようになっている。
政党は派閥の所有物のようになっている。行
政は官僚の所有物のようになっている。
公共のものはどこにある?
ビジネスを公共や国民から遠ざけているから、国民の支持が得られず、
批判を浴びているのだ。
そのためビジネスを本当に成功させたいなら、公共の器にしなさい。
今こそ家族経営、友達・兄弟の枠を飛び越えるときだ。
こうするために、証券取引所を2015年に正しい、世界標準にしようではないか。
いかなる企業もウランバートルの証券取引所に上場して株式を販売するようにしよう。
まずはモンゴル人がこれをする。国内および国外の証券取引所で
株式を販売する「ダブルリスティング」をモンゴルに導入しよう。
企業・工場の富を10人の富ではなく、1万人の作った富にしよう。
全ての富はこのようにできる。
こうすればモンゴル人は共に物事を成し遂げる、稼いだわずかな利益を
膨らませてビジネスを拡大するようになる。
このようなすばらしい機会が我々にはある。
この問題を3,4年前に私は国会本会議で話した。
少しずつ改善していることもある。
しかし今現在を見ると、ほんのわずかに過ぎない。
証券取引所で購入しているほんの一部の株式、差し引かれる項目が明確になっている。
株式に投資をして、株式を売却して、それが明確で分かりやすくなる必要がある。
この作業を行ってほしいと思っている。

2.モンゴルは海を持たない国だ。
モンゴルに来るためには両隣国を通って、飛行機または陸路で来なければならない。
陸上輸送は少し違うかもしれない。
航空輸送の問題を我々は解決する必要がある。
何でもかんでもモンゴルに必要だといって、奪い合いの競争をいつまでするのだ?
20年前に私が首相だったときから変わっていない。
高いガソリンを買わされ続けている。このような状態から抜け出そう。
モンゴルに来るために本当に遠回りしている。
先日ベルリンで行なわれた世界観光博覧会にモンゴルからどうにかして参加した。
この博覧会には180か国の観光大臣、企業が参加した。
ベルリン市の1つの区がモンゴルでいっぱいになった。
ドイツの観光大臣は
「ドイツの300万人以上がモンゴルを訪問したいと登録した。
このうち15万人は今年モンゴルを訪問する」
と言った。

このようなチャンスがあるのだ。
ここで足りない最も大きな問題は航空旅客輸送の問題だ。
この事業に民間企業を参入させ、航空券の料金を値下げさせ、
旅行者がモンゴルに来やすいようにしようではないか。
旅行者を皆で歓迎しようではないか。
外国人を追い出すのはモンゴル人のやることではない。
モンゴル政府のやることではないと言いたい。
心の優しい家庭には人が多く集まると言うではないか。
モンゴル人は他民族と協力してオープンでいたから発展した国民なのだ。
我々は陸の孤島になってはいけない。
昨日、バトウール市長が謝罪した。こ
れは弱いものではなく、強く勇気ある者の行いだ。
「すみません。これはウランバートル市の政策ではありません。
モンゴルの政策ではありません」
と言った。
そして私はこの問題が解決されることを望んでいる。

私が考えている別のことは、モンゴル人はあることで世界一だ。
この世界一は今後も失わないだろう。
何かと言えば、一人当たりの国土の広さだ。
土地よりも大きな財産は世界中で無い。
これを流通させることはできないものか?
選挙が近づくたびに一部の候補者が話す項目になっている。
土地を豊富に持つ国民がどうして豊かに暮らせないものか?
これを国民に分け与えることはできないのか?
ウランバートル市で競売にかけている事業は正しいと私は見ている。

私は土地法の改正案の冒頭に3つのことを記載するように言っている。
1つ目はモンゴル国民だけが土地を所有することができる。
モンゴル国民のみに土地を分配する。2
つ目にモンゴル国民が所有する土地を外国人に売却したり
何らかの形で譲渡した場合、その土地は没収する。
3つ目に外国人、外国企業の土地に関する問題は
別の法律で規定する。
まずはモンゴル国民の土地所有の問題について解決しよう。

このような法律を作って施行すれば、
我々はこの問題を解決することができる。
市街地で0.7ヘクタールという中途半端な数字の土地ではなく、
1ヘクタールを、少し郊外に出れば2ヘクタール、
さらに郊外では3ヘクタールの土地を分配しよう。

自分の土地があれば、そこで行なった小さなことも、
杭1本まで自分の財産になるのだ。
さらにそこで育てた野菜や木も自分の財産になるのだ。
この問題を私は2015年に解決したい。
選挙の年に行なわれる経済フォーラムの時には
この問題を議論して立ち止まりたくないのだ。
もう一度言おう。
土地の問題はモンゴル国民だけに関して議論しよう。
その他の問題を別の法律で規定しよう。
これは非常に大きなチャンスだ。

3.調達の問題である。
私はつい先日製造者と面談していた際、彼らはこの問題を取り上げていた。
彼らは
「モンゴルでその製品を作っている業者の間で競争をさせてほしい。
その競争は透明で公正なものであるべきだ。
そして1年間の調達契約ではなく、本当に信頼できる製品なら
最低でも3年間の調達契約を結んで欲しい」
と言っていた。

確かにそうあるべきだと思う。
1年間の契約の後、別の部長が就任すると変えられてしまうのではなく、
少なくとも3年間~5年間は確実に、政府にこのような製品を納入する。
そうすれば5年間の契約価格で政府に納入でき、その企業は自立することができる。

モンゴルの政府やそこで働く調達部署の全ての人に必要なことは、モンゴルに必要なのだ。
だから全ての国で行なっている全てのビジネスをモンゴルで行なうことができるだろう。
モンゴル企業、モンゴルメーカーの中でこの問題を解決する必要がある。
我々は会って議論していく中で良い考えが出てくる。
私は製造業者に会ったことで、製造を支援する大統領令を出すと約束した。

4.先日我々は産業省を設立した。
これまで25年間の歴史の中で、このような名称の独立した省は無かった。
新政権樹立の際、私自身が
「サイハンビレグ首相よ。仕事をしているどんな人からも何か1つのことが出てくる。
だから君の政権では産業省を設立し、モンゴルで製造者を支援する政策を作り、
その政策を具体的に実施するべきだ」
と言った。
しかし産業省は製造者の足を引っ張るのではなく、
支援して欲しいと願っている。
一部の行政機関は無い方が良い場合もある。
無いよりもあることで却って状況を悪化させる場合もある。
これを最初から警告しているので正しく進むだろうと思う。
製造者をどのように支援するか、国会と政府は今回のフォーラムで
統一することを期待したい。
製造者を支援する方針で現在実施することが可能な大統領令を出した。

「大統領ではこう言っている。これを実施しろ」と公共で要求していく必要がある。
報道で要求する必要がある。
法に沿って出された大統領令は法と同様に遵守されるという憲法の原則がある。
法律は短く、明確な状態で出されている。
この事業を行ってほしいと思っている。これは4つ目。

5.経済危機といわれている。
私が考えるにこれは病気ではないので回復する。
我々はこれを乗り越えることができる。
自信を持つ必要がある。
不治の病にかかったのではない。
周期的な課題に直面しているのだ。
モンゴル人だからそうなっているのではない。
世界中のあちこちの国でこのような経済危機に直面している。
皆でここからどのように脱出するのか、どのようにこの問題を解決するのかを
話し合っている。
その中で、我々モンゴル人はオープンに、いろいろな面から、
包み隠さず議論出来ているのは我々の強みだ。

この困難なときに、出てきて働いている人々や政府のリーダー、
閣僚を見ていると、行なったことはどちらも似ている。
一つは新しいビジネス、スタートアップと呼ばれる新技術に基き
新しく生まれる将来性のあるビジネスを、最優先で支援した。
すでにある大きなビジネスを自分の資産を担保に、条件を課してすぐに支援する。
「君はここに雇用を生み出すのだ。
外国で工場を建設したものを国内に戻しなさい。
ここに工場を作りなさい。ここで付加価値を生み出しなさい」
という状態で支持している。
それゆえ、始まろうとしているビジネスをモンゴルで支援する必要がある。

(3.へ続く)



訳:プージェー藤井

この記事が役に立った方は
↓こちらを各1回↓クリックお願いします。
にほんブログ村 海外生活ブログ モンゴル情報へ
人気ブログランキングへ

皆様の応援が力になります!

モンゴル経済フォーラム2015での大統領基調講演(1) 

モンゴル経済フォーラム2015での大統領の基調講演の全文を
お伝えします。

例によって、大統領の演説は長いですので
長文にお付き合いできる方だけ読むことをお奨めします。
(プージェー)



president.mnより(2015.04.03)

モンゴル国のエルベグドルジ大統領が本日、
モンゴル経済フォーラム2日目のオープニングで基調講演を行った。
その全文をお伝えする。

モンゴル発展の方向性を示していることで、このフォーラムは重要である

今年の経済フォーラムは、成果があり、よく企画されていると思う。
議論されている内容、参加者の顔ぶれを見ると、以前よりも良くなっている。
従来は鉱山と経済のことばかりが話されていたが、今回は多くの問題が話し合われている。
気候変動、報道倫理、行政監査、不動産市場、金融分野の均衡、
開発・投資環境改善の対策、モンゴルの信用格付け、企業統治、
地方の発展、モンゴルの競争力、紛争仲裁機関、司法と企業と仲裁機関の関係、
物流、医療制度など。
自由貿易協定を通じてモンゴルの輸出をどのように増やし、
法の安定性・透明性、ビジネス環境をどのように連携するか、
モンゴルの商工業の条件をどのように改善し、ウランバートル市の開発戦略、
モンゴルの観光分野をどのように発展させる上で、
どのような問題に直面しているのかなど、これらの問題について話し合い、
企業や行政の決定権者、地方公共団体、報道関係者が集まって議論していることは、
本当に時宜にかなった重要なことであると思う。

我々は問題を公開の場で討論するというモンゴル独自の原則がある。
今日、大統領が話している言葉も重要かもしれないが、皆さんの話す言葉は
それ以上に重要であると私は思う。
モンゴルは民主主義の国である。
最も偉い立場の誰かが常に演説をして彼の言葉が常に正しいとされるものは
モンゴルには無い。
逆に、国民、世論が議論して、そこから良い知恵が出てくれば、
決定権者はそれを採用して実現するために働くことが非常に重要であると考えている。

世界経済フォーラムというものがある。
世界経済がこのような傾向にあると言って話し合うのだ。
そこに参加して帰ってきた後、当時の政府と話し合い、
モンゴルでも経済問題をこのような形で話し合おう、
モンゴルにもこのような経済の方針を決定するフォーラムを作ろう
と言って2010年からモンゴル経済フォーラムを始めた。

経済フォーラムはその年の、そして次の年のフォーラムまでの
雰囲気、状況、傾向を明らかにするのに重要だ。
ここに参加する決定権者はこのような内容を話し合っている。
金融分野はこのような事を話し合っている、企業経営者は
このようなことを話し合っている、大臣はこのような立場だ、
モンゴルに投資している外国人はこのような立場で、
このような事を望んでいる、など。
気象予測では風向きを把握することが最重要である。
このフォーラムは毎年のイベントとして定着している。
それゆえ、1つでもいいから良いアイデアをモンゴルで実現することが重要である。

今我々に最も不足しているのは相互信頼である

今我々に最も必要なのは相互信頼である。
相互信頼に基き協力し合い、物事を成し遂げることがどれだけ難しいことか、
今私達は知っている。このように言っても一部の人は罵り合い、攻撃しあい、
仲間割れをした状態で、そのような皆の心がばらばらになっていることを見た。
このようなことは非常に伝染しやすいことが見て取れた。

モンゴルの先輩外交官のTs.ゴンボスレン氏が先日このように言っていた。
「人間の頭に愚かな考えが浮かぶこともある。
しかしそれを他の人の頭にも浮かぶ考えだと思うな。
『国民がこのように考えている』と思うな。
君の頭に悪い考えが浮かぶこともあるだろう。
それに気をつけろ。」

一般に、人の頭に悪い考えが浮かぶことは、
体に病気のウィルスが入ってくるよりも悪いことだ。
悪い考えは伝染していく。
そしてそれが行為となり、国の発展に悪影響を与えるのだ。

我々は皆知っている。
祖国を滅ぼした愛国者というものは聞いたことがない。
常に祖国を讃えてきたすばらしい歴史のある愛国者の誇らしい時代、
モンゴルの名前を良いことで世界に知らしめ、
モンゴルの発展に貢献してきた時代を我々は誇りに思い、
記念してきた国民だ。
祖国の発展を妨害した経済学者など聞いたことがない。
現在の状況でモンゴルの利益は発展によって計測できる。
国益とは何かと聞いてすぐに答えられる人は少ないだろう。
国益とは、その国民皆が1つになれる共通の利益を言う。
共通の利益とは何か?モンゴル人の権利、自由を言う。
皆、どこで生まれ、どの党に所属しているかに関係なく、
モンゴル人であれば誰もが望む利益を言う。
モンゴルの独立、発展を言う。これが全てだ。

これを我々は発展で確かなものにするべきだ。
これを経済発展で確かなものにしなければ、基礎が無い。
そのため、建設者を、物事を成し遂げようとしている人々を支援しよう。
物事を成し遂げている人々を恥ずかしがらずに応援しよう。
彼らのために声を上げよう。決断を下すために進もう。

貯蓄が生まれる経済成長こそが良い経済成長である

モンゴルで物事を成し遂げないようにするのはモンゴル人の考えではない。
このような事はモンゴル以外の国の考えであると私は思う。
モンゴルを未開のままにして、弱いままにして、
発展させずにおくのはモンゴル人の心に生じることではないと私は思う。
物事を成し遂げるために仕事をしている人々の心を踏みにじり、
やる気をなくさせる活動はモンゴル人のすることではない。

過去25年の間に、モンゴル人の多くの成功と失敗の数はほぼ同じだった。
しかし今、失敗のほうが多くなろうとしている。
人々の暮らしにこれが見えてきている。
経済成長が何%減った、為替レートが何%下がった、
現在ビジネスをするのに、物を作るのに何が足りないか?
皆も感じているだろう。
このような状態を食い止め、改める時が来ている。
このことに注力しよう。

発展して、時間が進んでいれば、貯蓄が生まれていなければならない。
貯蓄が生まれる経済成長こそが、最も良い経済成長だと私は思う。
家族も、企業も、国民も、貯蓄が生まれるこのような経済成長へ
向かっているなら、これを良い経済と皆が理解できる。

(2)へ続く

原文はこちら


訳:プージェー藤井

この記事が役に立った方は
↓こちらを各1回↓クリックお願いします。
にほんブログ村 海外生活ブログ モンゴル情報へ
人気ブログランキングへ

皆様の応援が力になります!

債務管理法により債務を管理 

news.mnより(2015.02.26)

国会が債務管理法を承認したことによって、債務の調達から
完済までのすべての問題を管理できるようになっている。

すなわち、国の対外債務には国、地方自治体、モンゴル銀行、
各企業の債務を含める一方、政府債務には
政府の国内外の債務及び地方自治体の借入、
契約で返済義務を負う政府間の契約債務を含むと記載されている。

国会が予算安定化法を改正する時、国の対外債務を
GDPの58.3%以下とするように定めた。
債務管理法を承認する際、上記の限度を守るよう定めたのである。
また、1兆3,000億トゥグルグの開発借入の余裕も含んでいる。
これは、政府債務に国有会社の債務を含まなくなった故にできた余裕だという。

政府は下記の目的で起債する権利がある:
1. 予算赤字を補填
2. 季節的要因による歳入不足を補填
3. 国内の政府債券の市場を支援
4. 債務の再融資(借り換え)
5. 国の公共投資事業の融資
6. 国際収支を支援する目的で、モンゴル銀行の正味外貨準備高を増加させる

政府債務及び政府保証は、予算安定化法に定めた条件と関係づけられねばならない。
つまり、今年は国債がGDPの58.3%に相当すると定めた。
その限度に応じて、予算安定化法によって管理されるよう調整したのである。

政府債務は国会が承認

政府が借入する、債務保証を発行することに関して、
国会において審議する一方、国有会社の借入は国有企業、
地方所有企業の借入に関する各問題は県議会、
郡議会において審議させると定めた。

もし、国有会社が期限内に返済できなくなった場合、
それが国の債務残高とされる。

現在、政府保証を発行してもらい国有会社が借入した
債務総額は2兆8,000億トゥグルグである。
この額は、GDP の12%に相当している。

政府の債務保証基金を設立
債務管理法第9.1.13に、政府の債務保証基金を設立すると
規定している。これは、危険予防基金である。

また、政府債務の残高を各四半期ごとに、
中期債務見通しを計算する。
国の対外債務残高を四半期ごとに計算する際、
大蔵省及びモンゴル銀行と協力すると定めており、
その実施を会計監査院が監査する。

国家統計局は国の総債務、政府債務、政府保証に関して
四半期毎、毎年報告し、報告する義務を負う。

G.ダリ記者
原文はこちら

訳:セレンゲ

この記事が役に立った方は
↓こちらを各1回↓クリックお願いします。
にほんブログ村 海外生活ブログ モンゴル情報へ
人気ブログランキングへ

皆様の応援が力になります!

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。